山口晃 画業ほぼ総覧展@館林美術館


先日の山口さんのトークショーでわたしのなかの熱量がぐんぐん上がりまして(笑)、遠いと思って行くつもりがなかった館林に行ってきました!すでに足を運んだお友達にアドバイスをもらったのも功を奏して、充実した遠足ができました〜。館林、思ったよりも近かった!

展示作品には子供のころの「おえかき」や藝大時代の作品(自画像すてき)から、邸内見立 洛中洛外圖、Tokio山水の大きなものもあり、あとは遠見の頼朝共時性と五武人圖もあったし、「親鸞」をはじめとする挿絵や装画、広告媒体で使われたものなど、ほんとに大充実の展覧会でした。

山口さんの絵をこれだけ一気に見たのは初めてで、あの緻密な世界をじーーーっと見つめつづけるだけでも体力使った(笑)お天気にも恵まれたので、途中で外に出て(再入場可)ベンチでコーヒー飲みながら日向ぼっこしたり、常設展示の立体を見たりしました。広々とした敷地で気持ちが良かったです。

山口さんの絵は図版やリトグラフでは再現不可能な緻密さなので、足を運ぶしかないな!と改めて思いました。見た人ならば全力で頷くと思います。

澱エンナーレ関連の作品といい、必ずと言っていいほど「ユーモア」があるので、展示室で何度笑いを押し殺したことか!笑いこらえて死にそうになりました(笑)あぁ楽しい一日だった!

そうそう、常設にはフランソワ・ポンポンのシロクマが大理石と合金とブロンズと3種類あり、昼間の光で見たのと、日が落ちてから照明で見たのでは違って見えた。おもしろい。