JOJコンサート8/27(木)@東京芸術劇場コンサートホール

ジョン・オーエン=ジョーンズの来日コンサートへ初めて行きました。JOJさんを知ったのは「オペラ座の怪人25周年記念コンサート」のカーテンコールで歴代ファントムとして、めっちゃ美声のsooooooar!で認識し(パート分けした人もJOJにここを歌ってほしかったんだろうし、ご本人もこれ見よがしではない程度のドヤ〜って期待通りの声だし、カメラも下からのアングルでJOJの手が上がりきるところまでしっかり押さえてて、もぉ万全!)、その後の後追いで「レ・ミゼラブル25周年」のカーテンウオールでコルムさんを心配そうに見守っているのも確認し、ロンドンキャストレコーディングCDも聞きましたが、ご本人のソロアルバムまでは手が伸びず、前回のミュージカルコンサートイベントでの来日も見逃してました。

それが、いよいよ!満を持して!初JOJ!JOJ!開演前から高まる期待!セットリストなどはあとで追記するとして、コンサート後のテンションマックスのわたしの感想ツイートが完全におかしかったので、転記しておきます。

  • いやーー!!初joj超たのしかったーーーー!今日が日曜日で、明日からまた一週間始まってもがんばれそうなくらいパワーチャージしたーーー!!なんだあれーーー!!
  • 特にファンじゃないし、予習もしてない、何の気なしになしに見に行って、うおおおおおー!!ってかっさらわれたよ!歌声も凄いけど、客乗せの人心掌握力も半端ない!生まれる時代が古ければ、歌声だけで村中から大切にされて一生食べていける!わたしが大工なら家くらい造るし、パン屋ならパンを焼k
  • そのうち噂を聞きつけた王から召されてね、戦のたびに戦意高揚の歌とか勝鬨をあげるとかで、その声を使うわけです。そうすると隣国にも名がいきわたっちゃって、「俺のために歌え!」みたいなことになるわけですよ!ちょっとした戦争ですよ。取り合いですよ!
  • 「こんな戦を望んだわけじゃない…どうして俺はこの声で生まれてしまったんだ…!」というひとくさり葛藤があったのちに、結局はその歌声でもって世に平和がもたらされる、みたいな「大河ロマンミュージカルJOJ物語」の上演が待たれます。
  • 全編新宿コマ、昭和歌謡ショーっぽくてさーなんか元気になる要素しかない!結晶みたいなもので構成されてるわけですよJOJコンサート。客席下りてきたら、間違いなく万札のレイとか「おひねり」あげたい感じ。「これで!次郎いってね!たらふくお寿司お食べね!!」みたいな。
  • でも最後の最後、スタンディングオベーションでJOJを迎え、じゃあ最後に1曲シンガロングしてねと言われたのに、客「いや…歌えるほどは知りませんけど…」みたい棒立ちになっちゃってね、全校集会で「では校長先生より今週の1曲です」…「校長、朝からこの声量かよー…」みたいな感じ。
  • というわけで、なんかもう月曜日からがんばれそう!みたいな気持ちで劇場をあとにしました!
  • WYWSHAを歌ったことによりall male Phantom the Opera の妄想が止まらず、クリスティーヌがjojなら、ラウルはアールさんかな?ファントムはjojより天使の歌声…えぇーそんな人いる?あ!レアサロンガ?ということでファントム以外オール男性PotOやろう!
  • ちなみにわたしがおひねりを入れたかったのは2部のしょっぱな、Feelin’ Good とMotherless Childです。POI脳だから、Feelin' Goodはニーナ・シモンしか思い浮かばないのだけど、まあーこんなにきれいに歌っちゃうのねえと思った。
  • MotNはコルムさんの声がいまでも耳に貼りついてて、あ…やっぱり違う…という出だしだったんだけど、1Verseはクリスティーヌの心に忍び寄る甘いささやきで、まさに天使の声。soar---!で「落ちたな」とわかってからは支配するための強い声で、be----!で昇天させる技がよかった。
  • クリスティーヌが…見えるわ!(マヤ的に)。ミュージカル曲をコンサートで羅列していくのって、バレエのガラ公演といっしょで、そんな簡単には感情移入できませんけど…置いてけぼり…みたいになることもあろうにさ、さすがでしたよね!


……ミュージカルあんまり興味ないし、曲の背景とか知らないのに、なぜここまで言葉があふれかえっているのか…。とくかく「人を楽しませる」技をたくさん見られて幸せなコンサートでした。JOJさんキャリアのなかでも2000人の会場というのはかつてない規模だそうなので、それを極東で埋められたこと、しかもたいへん盛り上がったのは良かったな〜。