サントリー武蔵野工場見学

夏の最後の思い出作り…てわけでもないけれど、例の「部活」でビール工場見学にまた行きました。サッポロ、キリンときて3社目。

分倍河原駅から出ているシャトルバスで約5分。ロビーにずらっと並んだプレモル缶がお出迎え。(関係ないが、ブバイガワラって日本の地名じゃないみたいだ。Bubaigawara ブバーイガワーラ…中東とかインドにありそう)

上階のシアターで紹介VTRを視聴後、工場見学。サントリーは「水」推しでしたわ。武蔵野工場はサントリーで初めて作られたビール工場らしく、場所を選定するのに良い水がある土地を探したそうで、いまでも地下から天然水を汲み上げてるんですって。その様子をジオラマ展示してて、ミニチュア好きとしてはちょっと萌えた。

あと他社の工場では遠くから眺めるだけだった仕込み釜も、すぐそばまで行けるのがよかった。あの巨大なステンレス釜をどうやって作るんだろう。その会社にも見学に行きたいくらいだ(笑)

この日いちばん盛り上がったのはビールのタンクを再利用したゲート。なにこの宇宙感…!ときゃいきゃい写真を撮る部員たち。

試飲一杯目はプレミアムモルツ。2杯目からは工場限定醸造の無濾過ビール。これは武蔵野工場と東京駅のビアテリアプロントでしか飲めないビール。流通にのってないだけあって、味、香りともに印象の薄いビールだと思った。完成度としては断然プレモル、美味しい。

けど、ここでも冷やしすぎ問題。個人の好みだから仕方ないのだが、プレモルはそこまでキンキンに冷やさないほうが美味しいと思うんだよ…。前回のキリンも1杯目がフローズン泡のやつで冷え冷えで、がっかりした記憶。サッポロで飲んだときの感動はまだ超えられない。サッポロは提供するときの温度もすばらしかったの。


サントリーのお土産売り場は工場直送ビール宅配、ビール生産工程をかわいいイラストにしたタオルやビール酵母入りうどん、スナック菓子、「なっちゃん」グッズなどなど。あと元サントリーの技術者だった方の著作があったり。装画がかわいい。

ビール世界史紀行 ビール通のための15章 (ちくま文庫)

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お土産も買ってシャトルバスで分倍河原へ戻ります。ここからJR西国立駅へ。千葉県民はめったに西東京へ足を運びませんので、ここぞとばかりにハシゴするのです。西国立駅すぐのカミカゼビール!地ビール工場の2階がレストランになっていて、工場のタンクを見ながら出来たてビールを楽しみます。ビールはクリームエールとアンバーエールとそれらのハーフ&ハーフのみ!

わたしはもっぱらクリームエールを飲みました。香り爽やか、味しっかり。食事にとても合うのに、後味ほんのり甘みが残る。お料理はビールに合うシンプルなものが多かったかな。もともとビール工場なので、手の込んだものは提供してない。開店と同時に50席はほぼ埋まり、それを店員2人でまわしていた。すごいフル回転!あそこの店員さんは優秀じゃないと勤まらないわ。

昼間から美味しいビール飲み続けた夏の一日でした。