空海と密教美術@東京国立博物館
久しぶりに上野へ行ってきた。*1まだ学校は夏休み中だけど、パンダと恐竜に挟まれて密教には来ないだろうと踏み、歯医者で抜糸したその足で。果たしてトーハクにしてはそれほど混雑してないレベルだった。
注目は両界曼荼羅とその曼荼羅の世界を立体表現にした仏像です。相変わらず照明がドラマチック。東寺の帝釈天がイケメンすぎて土産物売り場でTシャツになってました。わたしは持国天の迫力が好き。増長天も大人の雰囲気でかっこよかった。降三世明王のワイルドさも捨てがたいけど。
あと見所は書。三筆と称された空海の状況や年齢に応じた文字の変遷が楽しめる。書いてある内容はわからないけれども…。でも文字って性格でますよねぇ。好きになった子が字が下手だったのがわかってがっかり、なんてこと子どもの頃はよくありました。空海はけっこう「オレ様」な印象。
常設のほうも特別展に関連した展示になっていたのに、時間がなくてしっかり見尽くせなかったのが心残り。毎回行くたび新しい展示になっていて驚く。死ぬまでに全部見られないんだろうな…。わたしが好きなのは江戸時代の暮らし関連の展示です。武家の子女の衣装とか、かんざしとか、蒔絵の調度品などもすべて手が込んでいて美しい!今日は絽に紅葉の手刺繍した夏の単がよかった。あとガラス製のかんざし。いいなあ、こんなきれいなべべきて暮したかったわ。
追記:高野山カフェ*2なるものが9/1-11まで新丸ビル7階の丸の内ハウスで開催されますよ。写経や瞑想体験、声明ライブ。声明ライブ…ちょっと聞きたいぞ。そしてここでも「こうやくん」なるゆるキャラが…。もう、いいんじゃないか、ゆるキャラ作るのは。
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