TDL

金曜日は6月末まで限定公開中のキャプテンEOを観るために、東京ディズニーランドへ行ってきた。このところ寒いし舞浜は風が強いから余計に寒いだろうと完全防寒で行ったのだけど、陽射しのある場所ではマフラーもいらないくらい過ごしやすい日だった。人も少なめで、アトラクションの待ち時間は10分もかからない。そのかわりメンテナンス中のアトラクションも多く、開園時間も11-19時と短めであった。一年中がっつり稼いでいるイメージがあったので、閑散期はそれなりなんだと驚いた。

EOを3回観た。前回来たときは4回観たのだけど、3D映像はやはり目が疲れる。今風の3Dは奥行きがある映像でどこから観ても同じように見えるけど、EOは80年代の“飛び出す”3Dなので真ん中の席でないと像がうまく結ばずズレが生じて観づらい。ものすごく疲れる。「どこからでも同じように楽しめる」と説明されるけど、それは真実ではないのだよ。しかしマイケルは素敵。YOUTUBEでも2D映像が落ちてるけど、やはり劇場で楽しみたい。だってマイケルがあんなに大きく、飛び出してる。限定公開などともったいつけてないで、ずっと上映してればいいのに。そうしたら同時代でマイケルを知らなかった子どもたちもマイケルの魅力に気がつくはずさ〜。

同行した友人が絶叫系アトラクションNGだったので、今回初めてショーを見たり、お絵描きクラスを受けてみた。ショーはとてもシュールだった。好きな人には申し訳ないが宗教団体の集会っぽいというか(ホンモノを見たことないが)、ミッキー教祖への賛美歌って感じがして、あぁここは独立国なんだわ…とか思ってみたり。あとはこんなに多くのダンサーやスタッフの生活を支えているんだから、入場料が6000円超えても仕方ないか…互助社会だよ…とか思ってみたり。


お絵描きクラスは6種類くらいのキャラクターのなかから描きたいものを選んで、別料金500円を払い、そのクラスが開かれる時間に集まる。初めてなのでわかりやすいキャラ、ミッキーかミニーが描けたら甥姪に自慢できるかと思い、ミニーのクラスを受けた。教室までは展示室になっており、キャラクターの素描のようなもので壁が覆われている。アニメーションになるためのパラパラマンガもある。グッズ売り場ではまず見かけないような工芸品的コレクションアイテムも販売しており、いかにもマニア向けな空間になっていた。
教室には5人がけの机と椅子が10列ほど並び、机にはすでに紙1枚と鉛筆1本が用意されていた。すぐにインストラクターの説明に従って描き始める。その説明が速く、あっ失敗した!なんて思ってるあいだに次の説明に移っていたりするので、脱落しないようついていくのに必死。消しゴムもないので、勢いにまかせて一気呵成に描きあげる。で、写真のようになった。リボンの位置がかしいでるけど、まあまあの出来。これで次の帰省でヒーローになれるはず。台紙と鉛筆をお土産に貰って30分のクラスが終了した。

お腹が空いたのでTDLをあとにし、南行徳の戸上家へ。京芋ふくめ煮の唐揚げ、刺身盛合わせ(寒ブリ、中トロ、太刀魚、ヤリイカ、ミズダコ、ツブ貝、平目の昆布〆、鰆のあぶり)、だし巻き玉子、キジのたたき、鹿肉ソテー、伊勢うどん、関西風肉うどん。お酒はビール(プレミアムモルツ)2杯、米焼酎「大石」、芋焼酎「刀」をロックで。相変わらずどれを食べても美味しい!ふくめ煮の唐揚げなんて奇跡的な美味しさ。うどんのコシ、すっきりとした出汁にも毎回感動する。今回はジビエも楽しめて、ひとり6千円程度!この店のためだけに南行徳へ越したいくらい愛してる。