グレかける

映画ばっかり観てます。

ジム・カヴィーゼルのためにまた「大脱出」を見にいったり…。あぁやはりかっこいい。


はい、前々回、前回に引き続き*1、他にもジムさん関連作品みましたよ。


ワイアット・アープ 特別版 〈2枚組〉 [DVD]

ワイアット・アープ 特別版 〈2枚組〉 [DVD]

「ワイアット・アープ」…ケビン・コスナーの末の弟役で終了30分前くらいに5分程度出ています。25、6歳のジムさん。かわいい。時代劇コスプレ素敵。馬に乗ってるイケメン。映画はとにかく長い(3時間10分)。ワイアットに何ひとつ惹かれない。


ファイナル・カット [DVD]

ファイナル・カット [DVD]

「ファイナル・カット」…トラウマになるほど、絶望するほどヒドイ映画を人生で初体験しました。監督が途中で飽きて投げ捨てたんじゃないかというほど、衝撃的なつまらなさです。ジムさんは主人公と過去に遺恨を残す謎めいたヒゲもじゃ役。わたしは好意を最大限にして鑑賞してるわけなのに、回収されない伏線、稚拙なギミック、中途半端な終わり方、ジムさんの最後のセリフに至ってはちょっとキレかけましたよね。こんなことあっていいのか、と感心するほど酷い映画です。


ペイ・フォワード [DVD]

ペイ・フォワード [DVD]

ペイ・フォワード」…もし邦題をつけるなら「幸せのねずみ講」ですかね。恩返しじゃなくて、善意を別の誰かに渡していけば世の中変わるんじゃないか、と提案・実践する少年の話です。結末がどうにもこうにも許せなかった。これじゃ善意や正義は身を滅ぼすと言ってるようなもの。わたしは物語には「物語」であってほしい。救いが欲しい。あんな追悼行列は一時的な「ブーム」で終わることをわかってて描いてるならば、悪趣味だ。世界を変えたいというテーマが一瞬で薄っぺらくなる。
ジムさんは少年に助けられドラッグ中毒からも立ち直る浮浪者役。所得や学歴の低さを表現するために歯を汚すメイクされてるんだけど、こういうところアメリカらしいなあと思った。歯並びが育ちに直結するのよね…。


パッション [DVD]

パッション [DVD]

「パッション」…とうとう見たぜジーザスクライスト役。この映画以降、仕事があんまりこなくなったという問題作(笑)まあね…イエス役が強烈すぎてイメージ固定しちゃうもんね…使いづらいと思われるのもあったのでしょう。
映画はつらかった…。拷問に次ぐ拷問シーンで、血まみれ傷だらけのジムさん…ううう悲しい。その分、時折挿入される、きれいなイエスが神々しいわ。
エスは自分を弾圧する人のためにこそ祈り、犠牲になったということを描きたかったのは理解できる。それがたぶん一番大事な言いたいことなんだろう、と。にしてもあの拷問は野蛮すぎる。ホラーの域だよ。

と…どいつもこいつもという感じに感想がグレかけています。