キエフ・バレエ「眠りの森の美女」@東京文化会館

1/5(日)のキエフバレエで今年の「バレエ初め」してきました。

オーロラ姫:オリガ・ゴリッツァ 、デジレ王子:ヤン・ヴァーニャ

リラの精:ナタリア・マツァーク 、カラボス:ロマン・ザヴゴロドニー 、カタルビュット(式典長):ヴィタリー・ネトルネンコ
優しさの精:アナスタシヤ・シェフチェンコ 、元気の精:アンナ・ムロムツェワ 、鷹揚の精:ユリヤ・モスカレンコ 、呑気の精:オクサーナ・シーラ 、勇気の精:オリガ・キフィアク
ダイヤモンド:オリガ・キフィアク 、サファイア:アンナ・ムロムツェワ 、ゴールド:ユリヤ・モスカレンコ 、シルバー:アナスタシヤ・シェフチェンコ
フロリナ王女:エレーナ・フィリピエワ 、青い鳥:デニス・ニェダク
白い猫:カテリーナ・タラソワ 、長靴をはいた猫:マクシム・コフトゥン
赤ずきんちゃん:カテリーナ・カルチェンコ 、狼:ワシリー・ボグダン
シンデレラ:オクサーナ・シーラ 、フォーチュン王子:ヘンナージィ・ペトロフスキー
指揮:オレクシィ・バクラン
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

新年にふさわしいキラキラの舞台で、おめでたい幕開けでした。

「バヤデルカ」のニキヤをマツァークで観たので、今回の「眠り」オーロラ姫はゴリッツァが踊る日を選びました。これが大正解!マツァークはエキゾチックで妖艶な雰囲気があるダンサーなのでニキヤがぴったりだったし、一方、ゴリッツァは動くお人形という感じの姫姫しい容姿で、こんな理想的なオーロラもそうそうおるまい…と思うほどにぴったりでした。あぁありがたい(拝みながら)。

キエフバレエ団は本当に美しい人ばかりなので、しかも技術もあるので、こういう「おとぎ話」の説得力が並みじゃない!絵本から抜け出て演じてくれてるみたいなんですよ。現世感、世俗感が薄いのです。だから年越し前の「くるみ割り人形」も観ておけばよかったなあ…とちょっと後悔しました。楽しかったでしょうねえ。

衣装もかわいかった。とくにわたしが好きなのは狩りのときのゴブラン織りのドレスとフロックコート!豪華で格好良かった。わたしも着たい…と思いました(笑)

今週末はオーチャードホールで「白鳥の湖」があるんですよね。わたしは見にいけないのですが、きっと素敵だと思う。できればフィリピエワの白鳥みたかったなあ!