ミンミン蝉

この週末はお友達を谷中に案内して、たくさん散歩しました。１０月なのにミンミン蝉が鳴いてて…孵化しちゃったのだとしたら、友達も子孫繁栄相手もいなくてさぞ寂しかろうなな夏日でしたが、人間のほうは可愛いものをたくさん見て楽しい一日でした。

お友達が靴やスカートをオーダーするのに付き合ったのですが、たとえ自分の買い物でなくても、ああでもないこうでもないと選ぶのはなんて楽しいのでしょうか。ある意味では自分の懐が痛まない分、純粋に選択の楽しさがあるのかも？（笑）

しかもこの日のdoudouさんは盛況のため、初対面の他のお客さんとも「この生地がかわいい」とか「このデザインのほうが似合うと思う」だのアドバイスしあうというか、好きなリバティと洋服のパターンについてたくさんお話できて、より面白かった。こういう一期一会は好き。

張り切りすぎたのか、翌日は例の発熱。疲れるとすぐこれで、結局あとの2日間は寝て過ごした。しかしツイッターでつぎつぎアップされたアニエス・ルテステュのアデュー公演のカーテンコール写真が素敵だった。

椿姫は真っ白のドレスで終わるから、退団公演にとても似合うなあ…と思った。アニエス美しいわあ。来年の来日公演でも同じ演目というのが、日本は本当にラッキーだなあと思う。イザベルも2/28「オネーギン」でアデュー後に来日公演だし、すごいことだわ。

今読んでるパリオペダンサーのインタビュー本でオーレリーが「マノンでアデューする予定」と言ってて、マノンだとボロボロの衣装と髪型で最後よね…あの美しさが…もったいない…とか余計なことを思ってしまった（笑）

ブラヴォー! パリ・オペラ座エトワールと語るバレエの魅力 (三浦雅士インタビュー集)

ドロテの日本語インタビュー（ダンスキューブ）も更新され、来年のエトワールガラで復帰予定とのこと。わあい。楽しみ。赤ちゃんのお父さんはレペット広告などで写真を撮影していたカメラマンでしたね。なんかいい！女優さんとか舞台に立つ人には、身近にその美の崇拝者がいることが理想だとわたしは思っているので、ますます美しく輝いてほしいわ〜。

そうそう、↓前回リンクを貼った動画のわたしが知らないダンサーはオードリック・べザールでした。何度も来日してて、日本では有名らしいのにわたしったら！だって前回来日の「天井桟敷の人々」でわたしが行った日ラスネールはすべてペッシュさんが踊ったのよ〜まだ本物見たことないのよ〜そしてプロフィール写真と違いすぎるわあ（笑）という言い訳。