4Stars 大阪公演29・30日

大阪前楽の昼夜、千秋楽と3回観てきました。
29日昼は率直に言ってしまうと、ラミンがベストなコンディションではなさそうで、遠征せずに東京楽日の素晴らしい思い出に浸っておけばよかったかしら…?とちらり思いましたが、夜はうってかわって!翌日の千秋楽はさらにさらに素晴らしい歌声で…あぁよかった!この公演を観られて、本当によかった、一生の思い出になる!!と心から思いました。

29昼は客席の反応も大人しめ、夜はオープニングから大声援の拍手喝采だったので、4☆メンバーも満面の笑みで嬉しそうで、やはり舞台は観客も作り上げるものなんだなと思いました。期待に応えようとさらに輝くのがステージにあがる人、それも才能だなって。

昼はラミンはまだ体が目覚めてなかったのか?A whole new worldで城田くんが歌ってるのをいいことに自分は歌わずにずっとシエラの手を握ったまま親指でなでなで、さすさすとしてて、愛だだ漏れですごく可愛かったけど(笑)、歌いなさいよ…と思いました。前日の夜遅くまでツイートしてたから、寝なくていいの?と思ってたけど、寝不足だったのかしらね。こんなときもあるよね〜。

しかしGuys and Dollsのダンスでラミンは跳び蹴りする元気はあったみたい(笑)「おおきに!」とも言ってた。城田くんとは公演中にどんどん仲良しになってて、H&Mで色違いのパーカー買ったり、一緒にハモった動画アップしたり…微笑ましい。パーカーは大阪で買ったのだけど、SDで毎日着てるの目撃されたみたいだし…(この暑いなか裏起毛のパーカーを…毎日…洗濯しろ…)。ラミンのReminderで城田くんがハモるときも、東京では「しぇろたさん、カモン」と言ってたのに、大阪では名前を呼ばずに、首をクイッとするだけでしぇろたさん来る…みたいな。…なにその阿吽の呼吸(震え声)さらにSomewhere でシエラとレアさんが歌ってる途中で、男子ふたりが登場するときも、出番に間にあわなそう…と走ってきたんだけど、あれは裏でイチャイチャして遅れたのかな…(妄想激しい)

なんてのは冗談ですが、二人だけではなくて4☆みんなが仲良し!ラミンはAll that jazz の最後にレアさんのほっぺにチュッてしてたり、城田くんとシエラはカーテンコールで手を繋いでダンスしながら登場したり、シエラがツイッターで自分たちのことをFamilyって言ってたけど、本当にそのとおりの関係が築かれていたんだと、舞台を観てるだけで伝わった。


29日夜は圧巻でした。特にファントム!ラミンのMusic of the Nightでシエラが泣いてた…。Guys and Dolls夜は跳び蹴りと2回転くるくる。ラミンはReminderでギターストラップ切れても一瞬の躊躇もなく掻き鳴らす姿がかっこよかった…!


千秋楽の30日、これは観客からも並々ならぬ雰囲気が出てました。熱かった!All that jazz終わりの挨拶も、いつもはセリフなんだけど、城田くんが千秋楽らしくご挨拶して、日本語がわからない3☆さんたちは「?」てなってたけど、客席が沸いてるから、とても嬉しそうに「うんうん」て聞いてた。

レアさんがOh What A Beautiful Mornin'を歌い始めた城田くんに投げキッスしながら退場。レアさん初めから目がうるうるしてたのよね…、最後のステージを存分に味わって、楽しんでやろうって4人からも漲ってたよ。

10回目ともなると、曲はすべて頭に入ってるし(いつでも脳内再生可能)、4人の動きも記憶してるので、だんだん各公演の間違い探しみたいな鑑賞になってしまうのですが…(苦笑)、この日はYou'll Never Walk Aloneでラミンがシエラのほっぺにチュッ。Guys And Dolls では途中入場の客に「you are late でゴサイマス」とラミンが客いじりw、間奏で城田くんとラミンがお互いI love you! と公開告白、アリエルを紹介するところで「しぇろたブラザー」「なんです?ラミンブラザー」と呼び掛けあったり。

オペラ座メドレーは城田ファントムからも切実さが伝わってきて涙しました。ラウルの演技もシエラと距離が縮まって、夢みたいに幸せなクリスとラウルが表現されていた。クリスの手の甲にキスしてたの可愛かったなあ。城田くんは日々、観るたびに成長が感じられて、周囲の3人からよい影響をもらってるのだとわかる。キャッチする土壌、彼の素直さがあってこそ。環境が整っていても皆がモノにできるわけでも、生かせるわけでもないから。

東京のラミンファントムはとてもセクシーだったのだけど、大阪では両日ともに切なかった。クリスに愛されたい、存在を認められたい、思いを伝えたい必死さがギリギリ迫りくる。いつもは静まり返ってじっくり聴きこむbeeeeeeeee!!!で客席から拍手が起こってびっくりしたけど、でもその気持ちもわかるというか、あれ狙わずに自然な反応としてやっちゃったんだろうな。

レアさん、Ikawを歌う前に「(今日で最後なのは)寂しい…愛してる…今日は3人のために歌うわ」ってスピーチしてね…もう号泣。曲のあいだ城田くんも泣いてた。シエラが両脇の男子に男らしく肩組して聴いてた。このチームは仕事の枠を越えて、繋がってるんだなあって感じた。

その前のReminder でラミンから城田くんへ「淋しくなるよ…(I'm gonna really miss you…)」って口説きもありましたがね…二人でハモり終えてからの熱いハグ!!もありましたがね…。ラミンがmiss you言うたときのシエラの「うはああ!言いおった!」みたいな笑顔が忘れられません(笑)さすが俺たちの腐リンセス…。次に歌うレアさんのお約束「コノアトジャウタエナイ」も、もちろんありました!

カーテンコールでそれぞれ日本語でご挨拶もしてくれた3☆さん。シエラ「ありがとうごさいます」レアさん「おおきに!」と言って、自分の言える日本語挨拶を言われてしまったラミン、え!僕は何を言えばいいの??って感じで笑いながら「愛してますでゴサイマス!」って!可愛かったです。そのあと城田くんが「シエラが初めて覚えた日本語はてんとう虫です」て披露してくれて、シエラが「テントーモシ!」って言ってた(笑)

それぞれの個性を存分に生かし、かつミュージカルの歴史をなぞって、かつエンターテイメントとして昇華されてる構成が素晴らしかったです。東京初日にたまたま席が近かったので演出をしたダニエル・カトナーさんにお礼をいってサインを貰いましたが、今なら本当にどんな感謝の言葉を並べても言い尽くせないほどです。

まだまだ書きたいことはあるのですが、とりあえず大阪編はこれで。4☆さんたちを初め、4Stars関連のツイートをまとめましたので、ご覧ください。
http://togetter.com/li/488070