4Stars 第2部

トランペットの軽快なDo you hear the people sing〜のイントロから

On My Own
もちろんレアさんソロで。んが、まさかの「ひとり〜でも ふた〜りだわ〜」…ちょっとびっくりしたよね…。ものすごく有り難い、それはわかる。わざわざ日本語歌詞を覚えてくださってね。で、でもでも…レアさんのOn my ownなら…英語詞で聴きたかったよ…という本音を捨てきれずにいる。英語歌詞になってからのレアさんの声の迫力がぜんぜん違ったものー。衣装は夕日のような、朝焼けのようなドレス。

Bring Him Home
おぉぉ初めての生BHH!裏声きれいだな〜。歌う前に手のひらを天に向けるのも神様に捧げる歌という感じで好きだ。ただ、you can take you can giveのところで思わず人差し指ビシーとするのはいかがなものか(笑)youって神様でしょぉ?神様を指差していいのかよぉってツッコミたい。観てると毎回なんだもん。淡い水色のジャケット、ピンクストライプのクレリックシャツ、茶のジレとパンツ、黒のサイドゴアブーツ。たぶんジャケット以外は私物??

I Dreamed A Dream
シエラは今年の初めまでロンドンでファンテーヌだったんだものねえ。こんなにプリンセスした人が堕ちてる女を演じられるのかと不思議だったけど、うん、すごかっただろうなあと思わせる歌唱でした。ファンテの怒りが伝わってくる。貧しい生まれや学がないこと、捨てた男、捨てられた自分、そういう自分に起こった事象すべてに怒りを感じてるのような。衣装はワインレッドのベルベッド生地、マーメイドラインのドレス。ゴージャス!

4 songs in 5 languagesコーナー
MC:シエラ「わたしたちはただ舞台で悲劇を演じてるわけではありません」レア「城田優はレコーディングアーティストとして、また映画やテレビで活躍しています。そしてシエラはクラシックのソプラノ歌手として教育を受けてます」城田「ラミンさんはBroadgrassという音楽活動をしています。BroadgrassとはBroadwayとBluegrassを融合させた音楽だそうです。そしてレアさんは世界中でコンサートをしています」ラミン「ではこれから4曲を5ヶ国語でお楽しみください」てな感じ。うろ覚え。

Isabel
城田くんがスペイン語で歌う。楽日には曲前にスペイン語で「お母さんに捧げます」というようなことを言いましたよ。お友達の隣の席が城田一家だったのですが、お母さん号泣だったそうな。ステージ上でも楽日はシエラとレアさんが目をおさえてて、泣いてたのかなあって。

Reminder

(Ramin Karimloo, Austin Texas, April, 2013)
ラミンが好きなMumford & Sonsの曲。前半をこのために訳した日本語歌詞で。なんだか邦楽でそっくりな歌詞があるよねえ(笑)と思いつつ。「心閉ざさないで 僕を閉め出さないで 思い出を閉じ込めないで 君をなくしたくない 嘆きなど聞きたくない 君のせいなんかじゃない 今でもどこか探してしまうよ 君の面影を 君がいなけりゃ生きていけないよ 止めないで愛を」

まあ、これがシエラとレアさんの素晴らしい発音の日本語歌を聴いたあとのせいか、ぜんぜん聞き取れなくてね(笑)あなた、いちばん多く日本に来てるのにどういうわけなの…??と小一時間。初日は本当にひどくて、「え?え?何語で歌ってるの??」てなりましたw。でもうまくなったのーー!木曜あたり。そう、全般的に20日(木)から飛躍した印象があるなあ。

まあ、日本語歌詞はおいといて、ブルーグラスがラミンの声質にとても合っていてとてもとても、よかったの!!!さすがに好きなだけあって伸び伸びと歌ってるし、これはぜひとも日本でもBroadgrassソロコンサートをやってほしい!!と思った。いままでYouTubeで見ていた限り、それほど魅力を感じていなかったのだけど、実際に生で聴いたらぜんぜん印象が変わった!すごくかっこいい!!やはりねえ、ライブに勝るものはないのだなあ。実際に行かないと!て思いました。

とにかくこのココでのラミンはお笑い芸人化してて盛りだくさんなので、あとで別に書こうと思います。。。


Ikaw
レアさんタガログ語で。歌詞の意味はわからずとも、切ない歌声に思いが伝わってくる。メロディの力があるんだろうね、いい曲でした。

Quando Me'nuo
ソプラノ歌手シエラ〜〜!!そしてエンターテナーぶりを発揮!!!もおお、すんごく可愛かったー。リアル・カルロッタ(c:オペラ座の怪人)!

最後のダンス
エリザベートはBWなのか?とか思わなくもないですが(笑)、日本で人気だからいいのかな。最後の、歌のままシャウト?低音のままグワアっと、なんていうのかアレは?すごく難しそうと思った。そして格好良かった。わたしこのコンサートまで城田優という人を知らなくて、だからこういう見目麗しく、声もよくて、性格も良さそうな才能ある人が日本の芸能界にもいるんだなあって(失礼にもほどがあるが)驚きましたよ。

MISS SAIGONメドレー
Why Got Why? / Last Night Of The World / I'd Give My Life For You
ここはね…命削られるわね…声を出して泣けないけど、嗚咽ですよ心の中では。過呼吸気味になるほど涙をこらえて聞いている毎回。Why Got Why?が短くてちょっと残念だけど、Last Night Of The Worldのラミンの演技が本当に…若者の夢見がちなところが出てて、ふたりが幸せそうであればあるほど、気持ちがひとつになっていればなっているほど、そのあとのI'd Give My Life For Youが…号泣…。ラミンのクリスは誠実なのよね、あの愛してた時点では本心だったことが伝わってくる。

Bless The Lord
正直ですね、レアさんの絶唱のあとにゴスペルでわいわい…ぜんぜん気持ちがついていけません…!!とてもそんな気分には…だってもう衝撃のI'd Give My Life For Youなんだもの…(涙)
しかしながら、城田くんソロになんと3☆さんたちがコーラスするという贅沢な1曲!!しかも皆さん楽しそうにコーラスしてくださってる!!この光景は本当に感動的でした。これ見てると城田くんの人間としての魅力というものを推測できるというかね、世界のスターがいくら仕事とは言え、極東の若い男の子のコーラスをこんな楽しそうにするというのはひとえに「この子を盛りたててやろう」とか「応援したい」とかそういう気持ちがなけりゃ、あんな雰囲気でないと思うの!コレは本当にすごいことよ!城田くん、ありがとう…(涙)あなたがキャスティングされたこと、心から寿ぐ!

Live Out Loud

シエラがリッパ版CDでセーラ役ですね。ライブだともっともっとエモーショナルに歌ってました。シエラにぴったりだなあ。


The New World
シエラと城田くん、のちレアさんとラミンが両脇から登場。コンサートの楽曲アレンジを担当したジェイソン・ロバート・ブラウンの曲。自身の曲だからなのか、アレンジも素敵で、このコンサートでいちばん好きだと思った曲。いわゆるミュージカル曲とは違うのかもしれないけど、爽やかにキラキラした、風通しのよい曲だなあと思った。

Still Hurting

レアさんのソロだけど、結婚指輪おいて出て行っちゃう夫ジェイミー役としてラミンが残ってて、お芝居をしてくれてるのがよかった〜。Last 5 yearsはアナ・ケンドリックとジェレミー・ジョーダンで映画化が決まってるようなので、それも楽しみですな。

Moving Too Fast
ラミンはこういうの歌ったら本当に最高!!声の表情がくるくる変わる。表現力があるなあ。好き!!

Somewhere
シエラ、レアさん、そして男子の順で登場。男子たち、裏で手繋いでるんじゃないか疑惑(ウソですwそれくらい二人の距離が近いのよ…)冒頭のアレンジがジャズっぽくてかっこいいの。歌い終わった頃にはスタンディングオベーション!はあ…あっという間に終わってしまったなあ…さみしい…けど、歌はどれもすごかった!と、すっくと体が動いたものね。たぶん、観客みんなそうだったんだと思う。「日本のお客さんは大人しいから海外アーティストは寂しいと思ってる」とか実しやかに聞くことがあるのですが、このコンサートばかりは違うぜ!

The Best Of Time
アンコールもスタンディングのまま聴いた!終わったあと手がじんじんするほど拍手してたことに気づいたくらい、心からの拍手ができた。あぁ素晴らしいなあ。有り難いなあ…て何度も思った。こんなコンサートが日本で開催されるなんて!

そして明日から大阪公演観にいきます!残り3回、歌声と姿を脳内に焼きつけてくる!!