購入

久しぶりに漫画購入。

言霊 (KCデラックス)

言霊 (KCデラックス)

言葉の威力について。わたしも日ごろから言葉には気をつけていて、乱暴な言葉を使うことはあるけど(笑)、でも「呪い」をかけるような言葉を口にしないように、そして同時に、たとえ他人からそういう言葉をかけられたとしても気にしないようにしてる。気にした時点で相手の思惑に嵌るというか、「呪い」がかかったと思っているから。

どこのご家庭もそうでしょうけれど、母親というのはいちばん身近な審判者で、小さい頃から数々のダメだしをしてくるわけです(笑)それは身内だしね、親が言わずに誰が言うんだ?、て気もするから、言われてもいいんだけど、でもその言葉を必要以上に気に病むのは不毛だなと思春期の頃に閃いたのです(笑)

わたしは小さい頃から容姿のこと、運動音痴なところ、病弱なところ、まあ様々指摘されて育ちました。容姿のことはけっこうつらかったらしく、小学生のときは「夕方に伸びる影になりたい」とか思いつめていました(苦笑)ほら、西の日差しは長いから、手足が長く映るし、そして影だから目鼻立ちもわからないし、思いのままの容姿を当てはめれらるじゃない?(って言ってて引くほど暗いわ!!)

それに加えて声が低くて、いわゆる「黄色い声」、きゃあ!って声が出せず、女の子たちがきゃいきゃいしてるなか、野太い声で「うわあー」とか「ぎゃあ」とか驚きの声を発していましたよ。もちろん母親にも声が低い、子どもらしくない声といわれました。

言われたときはショックだったけど、生まれついたものだしどうもならん。で、高校のときちょうどバンドブームでしてね?時代がバレるね?お友達がみな楽器を持ってたけどボーカルだけいないんだよーてことで、カラオケでスカウトされました(笑)声にコンプレックスがあったのに、歌っていいなんてね、ちょっと驚きました。それ以来「まあ、そんなもんだよ」と思ってます。

「そんなもん」とは、同じものであっても状況や受け取り手によって、評価や価値なんてもんは流動的ということ。こちらは変わってないのにね。だからわたしも、いろんなものを「面白がれる」ようでありたいなあと思っています。わたしの興味はとても狭いから、あまり実践はされてないけれども、できるだけ受け取れるように、広やかでありたいなあって、言葉とはまた違う話になっちゃった。

漫画のほうは、「人を呪わば穴二つ」って感じの話です。


トルコで私も考えた-21世紀編- (クイーンズコミックス)

トルコで私も考えた-21世紀編- (クイーンズコミックス)

トルコに興味持ち始めたのはここ1年くらいなので、このシリーズは初めて読む。