白のファルーカ
2泊ほどひとり帰省しておりました。東京の甥2号(5歳)がまた「ホームステイ」してた(27日に姉2が甥を連れて帰省、甥だけ置いてまた連休後半に義兄とともに来るらしい)。
暴れ系男児・甥2号は相変わらずのスパークぶりでした。今回は任天堂ゲームのカービィにハマっているようで、その戦いぶりを効果音からビームだしてる様子まで全てを再現、ひとり芝居をしていて、さながら柳沢慎吾の「甲子園」芸を観ているような気分に…。あれだけ才能開花してくれるといいんだけどさ…。
甥の相手をしたら、一晩目で疲労のため発熱。ずっと一緒にいる姉2の苦労と、「ホームステイ」させちゃう気持ちも理解した。甥2号が親と離れて田舎暮らしをエンジョイしまくってるのが幸い。ホームシックにもまったくならず、あの年にしては珍しいかな。面白い子だなあ。将来は「料理をつくる人」になりたいそうで、料理番組見るの好き、レストランごっこも何度も付き合いました。
- 作者: 槇村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/06/18
- メディア: 文庫
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地震のときに本棚倒れて整理が面倒だったとのことで、実家に置いたままの古いマンガが処分されていた。それでも数冊残されていた中に『白のファルーカ』があったので、持って帰ってきました。ん十年ぶりに読んでも面白かった(ちなみに上の書影は文庫だけど、わたしのはマーガレットコミックスです…)
わたしは主人公に愛されない脇役イケメン(性格に難アリだと更に加点)が好きなので、もちろん海堂恩(かいどうしのぶ)派です!しかし大人になってから読むと、愛人ふたりを狂わせて、それぞれの息子ふたりにも憎まれる松木剛士が気になる!!なぜ女は嫉妬に狂うほど彼を愛したのか!?その魅力についてはマンガで語られてないのよね〜。金の亡者、ワンマン経営者みたいな面が強調されてて。
アイスダンスがテーマで、しかもルールがコンパルソリだの6点満点だの書いてあるから、懐かしくクリモワ&ポノマレンコ組とかウソワ&ズーリン組とか動画検索しちゃったり…。わたしの冬季オリンピックはアルベールビルで停滞してるので…(古っ)。
そして「オレ的神演技」を見ちゃうわけです。
やはりクリモワ&ポノマレンコはオリンピックシーズンの「G線上のアリア」「トッカータとフーガ」かなあ。これは今見ても泣ける!普遍的な美しさがあるわ。
CBSのほうがカメラワークも素晴らしいのだけど*1、キスクラに若くて可愛いタラソワコーチが映るコレを貼り付け。毛皮面積高い!
でもわたしは当時、ウソワ&ズーリンのほうが好きだった。けしてズーリンの金髪に釣られたわけではなく(ウソワのいかにもバレリーナなルックスも好き)、曲選びや振付、衣装などすべてが好みだった。振付は今思うとコンテンポラリーダンスの印象が強い。そのときはバレエも知らずにおったけど、たぶんわたしはこういうのが好きなんだと思う。
わたしが一番好きなのは「Blues for Klook」。数年前に高橋大輔選手も演技してた曲だけど、わたしの中ではこの曲を聴けば、二人が脳裏に。
プロに転向してからのプログラム「若者と死」90年代後半はフィギュアスケート自体を見てなかったので、もちろんこのプログラムのことも知らなかったけど(日本だとアマチュア競技しか放送しないし)ほんと好きだわ〜。