山野楽器主催『RAMIN』発売記念イベント サイン会編

この数日、というか2週間いろんなことがありすぎて体が暴走、炎症、発熱。コンサート終わって帰宅した瞬間、どっと疲れが出て寝込んでおります(笑)わかりやすい体ね…。

気を取り直して、サイン会からレポ再開。


まずはじめに注意事項としてアナウンスされたのは、「サインは日本盤CDまたはブックレットに1箇所のみ(CDを忘れた人には色紙をあげます)」、「名前や日付入れてはNG」、「プレゼントはスタッフが預かります」、「写真撮影はダメ(これはトークからずっとダメですが)」

ステージ上に長机が置かれ、前の席のファンから呼び出され、壇上にあがって順番待ち。サインを貰い終えた客も最後まで見てていいですよ〜ということでしたので、ほとんどのファンは壇上で誠実にファン対応する紳士を眺めていました(笑)


サイン会の前に脳内シミュレートしてて「200人を1時間でさばくとして…持ち時間18秒か…2秒で挨拶、16秒で何を伝えよう…」と悶々としておりましたが、始まってみたらそんなにせっつかれることもなく、皆さん一人ひとり時間をとって対応されてました。プレゼントもスタッフへ渡す人はいなくて、本人に手渡ししてました。スタッフさんも途中から「手渡しのほうが本人にプレゼントがどんなものか説明できるから」と対応変更してくれたそうです。

このエピソードからも判るように、本当に、すごくよいスタッフさんばかりで、驚きました。通訳さんもさりげなく的確に通訳してくださって、心強い!!楽屋口などで会う場合は通訳さんなどいらっしゃいませんから、自分の英語力のなさにがっかりと打ちひしがれ、苦々しい思い出が増えることになるだろうに…なんて有り難いことか!


さて、呼ばれて壇上に並ぶ。ち、近い…この時点でもう近いよ…うわあ、肌白い…ファンデーション塗られてる?いつも青々としてる髭剃り跡が見えない(さりげなく失礼…でも青いのも好きだし髭もじゃも大好きだよ!)…睫毛長い!!バッサバッサいっとる!!あぁ歯が透明感のある白さ…内側から光を放っている…ど、ど、どーーーしよう…かっこよすぎるなんなの…このかっこよさ…ひぃぃ順番近づいてくる!!うわわわわ…とか思ってる間にハイ、自分の番〜。

アワワワしながらも、日本盤ブックレットの自分が好きなページを広げ、しかもそこは白いページなので会場側で用意した銀色マーカーだと色が目立たないため持参の黒ペンをラミンに渡しました。サインを書き始めたときに「それ、わたしが好きな写真ですよー」と言ったら筆を止めて「OH〜」と笑顔で反応してくれたのはいいけど、サイン書くのって流れがあるのに途中で止めちゃったものだから、へなっとした可愛いサインになりました(笑)


サインを書いてもらったあとにすぐラミンが手を差し出してくれたので握手。そのとき左手に持っていたファントム仮装ノッポンをラミンが指差して「あ!空港で!!」と気づいてくれた……ぎああああああ、そ、そ、そうですそうです、あのときのアレです…!*1自分で説明しようと思っていたのにまさかご本人から指摘されるとは思ってなかったので舞い上がり、「えーーとええーーと、あのときあなたがオペラ座の怪人を鼻歌で歌ってくれたでしょう?あれはわたしにとって、ものすごく大切な瞬間だった!本当にありがとう!!」と呂律の回らない英語で話したら、さすがにラミンは「ん??」て顔で通訳さんに助けを求めてました…(笑)心優しい通訳さんがちゃんとした英語で言いなおしてくれて、ラミンもあぁ〜と納得してくれた模様。はあ…びっくりした。そして最後にもう一度握手して、お手紙渡して終了。


1列目でその様子を見ていた友人が「魂がエクトプラズマしてたよ、壇上から降りるときにフワフワしてたから”落ちないでねえーー”と思っていた」と…あはは。ほんとに「たますぃ」抜けたと思う。へなへなとくず折れたよ…。

そのあとは友人たちが壇上で何話したのかな?とか、うわ!ハグしてもらってる人がいる!しかもアレは友人ではないのか!!むむ!!とか(笑)、あとは席の近い方とたくさんお話しながら待ちました。


この日の「最大萌え瞬間」は、とあるファンの方からネクタイをプレゼントされたラミンがその場で生結びしてくれたこと…!!!ネクタイを生で結ぶ場面をこの目で見られる日がこようとは…!!!!想像だにしてませんでしたよ!ひぃぃ…感動で震えながらも凝視。シャツの襟を立ててネクタイを巻き、鏡も見ないで器用に結び、ニットのなかに入れ、襟を直して完成。あああ、有り難いものを見せていただきました。本当にごちそうさまでした…。しかしあの場で結ぶラミンて、本当にセンスがいいというか、タレントとしての「魅せ方」がわかってる…たぶん天然で(笑)あの人、狙ってない。素でやってる…そこが「人たらし」の恐ろしいところよ…。

その次の萌え瞬間は、赤ちゃん連れの方がいらっしゃって、その赤ちゃんにメロメロだったこと!ほっぺをつんつんしたりして、パパの顔でした!たぶん赤ちゃんの名前も聞いて、メッセージを書いてくれたんだと思う。他の方より長く時間を割いていました。わーーん、優しい!!


まあそんな感じで1時間半、9時に終了しました。約200人とのやりとりがあり、それぞれの会話があって、その人の中のラミン像ができあがったのだろうなあと思うと大変に胸熱。でもその印象で一番強烈で、たぶん皆が思ったであろうことは、「ラミン、超いい人!!」でしょうね。もう、後光が差してたよ。病気治しそう。あの日のツイッターのTLでは「ラミンは現人神さま」って感じでしたもの…。あんなハードスケジュールのなか、嫌な顔ひとつせず、ひとりひとりのファンとしっかりと目を合わせて、笑顔を見せて対応してくれるなんて、凡人にはできないことです。才能ってこういうことだよなと思いました。

常々わたしは「才能」というのは、それを「引き受けるかどうか」の違いだと思っていて、たまにここにも書いてるけれど、「自分のやりたいこと・できること」への努力を最大に、惜しまずやれてしまう、それが才能だなと。間違いなく彼にはTalentがあるんだなあと思いました。


ラミンの人柄がしっかり反映された、とても素晴らしい会でした。主催してくださった山野楽器さん、SONYさん、通訳さん、関係者の皆様ほんとうにありがとうございました。それと出席されたファンの皆さんがとても温かくて、よい雰囲気を作ってくださってましたね〜。本当に幸せな2時間でした。