山野楽器主催『RAMIN』発売記念イベント トーク編

行ってきました…200名のファンでラミンを囲む会…(そんな名前のイベントではありません)

まず会場は階段3段分くらいの高さのステージがあり、客席には椅子がぎっちり並べられてる。ソロアルバム『RAMIN』の曲がBGM、ステージには椅子が3つ、奥には大きなスクリーンがかけられ映し出されてるのは「Coming Home」…うおおおおおお!この映像を自宅PCまたはスマホ以外で見るの初めて!というかこんな大きなスクリーンで…!!ぎゃああかっこいい!!うわあ欲しい!!この映像売ってーーせっかくMV制作したんだから、CDの特典DVDとかあってもよかったあああ…いや今からでも発売してくれたら別料金出してでも買ううううう!(というように、入場してからずーーーーーーーっとこんなテンションの高さ、張りつめかたをしています、ご了承ください。そしてこれからすごく長くなります、ご了承ください)


入場は厳密に整理番号順でしたが、あとは自由席だったので、3列目に座ることができました。おぉけっこうステージ近いですよ…どきどき。19時近くにスクリーンは巻き上げられ、司会のソニーの方の呼び込みでラミンさんが通訳さんとともに登場。会場からは大きな声援(たぶんわたしの悲鳴も)、ラミンさんは席につくと客席を隅々まで、ファン一人ひとりの顔をレーダーのように見渡した。目と目があったときに手をふったら、膝の上にのせてた手をその場で小さくヒラヒラと振ってくれた!(とわたしと同様に勘違いしたであろうファン200人)

まず第一声「オハヨウ」と(笑)あぁ「コンバンハ」な時間なんだけど、これはもしかして「業界」用語的オハヨウかしら??と友人たちと納得(笑)会場からも笑い声が漏れて、ラミンは「ん?おかしなこと言ったかな?」って感じでした。かわいい…

装いは…ステッチのあるジャケット(裏地が赤)、間隔のある細ーい青いストライプ入ってるシャツ(たぶん麻が少し入ってる、綿だけじゃないようなシャリ感があった)、4Stars制作会見のときに着用していた赤いセーター、ネクタイはナシ、細身の黒いパンツに、赤味のある茶色の靴。あとでわかることですが、この靴は日本盤フォトブックの衣装で、撮影のときラミンが気に入った様子だったのでソニーさんからその場でプレゼントされたものだそう。それをちゃんと日本で履いてくれてる!!んーその心配り素敵。


まずはトーク
・2/1ミュージカル・ミーツ・シンフォニーについて
日本のアーティストと共演できるのが楽しみ。明日の朝からオーケストラとのリハーサルがあります。女性ヴォーカルとのデュエットもあるよ。

・日本の印象
これまでの来日は、空港からホテル、仕事で取材、ショーがあってホテルに帰って、ホテルから空港…とその往復で、街を見て回るような時間がなかった。けれど、前回(2週間前)大阪から東京へ来るとき新幹線に初めて乗り、その2時間半は落ち着けたよい時間で、車窓から富士山が見えて、それがとても美しく印象に残っている。6月には長く滞在できるし、そのとき観光ができればいいな。

・日本の食事
偏食家で、あまり魚が好きではない。前回来たとき鉄板焼きのコースに連れて行ってもらい(レアさんがプレジデント千房に行ったとツイートしてましたね〜)、それは一品一品食べ終わらないと次の料理がでないので、魚介のときはちょっと苦労した。でも最後まで食べられたよ。やっぱり和牛が好き!KOBE BEEF って言ってました(笑)

・日本盤フォトブックの撮影はNY、その印象。
去年9月にアメリカツアーをしている合間にNYで撮影した。普段行かないような場所(ビルの屋上で、NYの街を見下ろすショットがありますね)にいけたし、街を見渡せて楽しかった。で、靴の話がでて、脚をぷらんぷらんと蹴り上げて靴を皆に見えるようにしてくれました。その仕草がかわいい!
数日前にもBW「オペラ座の怪人25周年記念公演」に呼ばれて、NYへ行きました。とっても光栄なこと。雪で真っ白で、いつもは賑やかなセントラルパークもとても静かで、美しかった。

・普段ロンドンWEで活躍してますが、世界各地を回ったときのお客さんの反応の違いはありますか?
正直、日本でこんなに大きな声援で迎えられるとは思ってなかった。ただ、ぼくはいろんな音楽が好きで、ハドリー・フレイジャー(これ、いっつもラミンはフレイジャーって呼ぶよね?)とSheytoonsというバンドもやってるけど、音楽が好きな人というのは世界中どこにいっても同じように音楽を愛してて、音楽を聴けばハッピーな気分になる。(ここ、ハドリーの名前が出てきたところがどこだったかわからず。いまいち記憶が曖昧です)

・4Starsの意気込み
ぼくは今までミュージカルでは「歌い上げる」ような曲が多くて、でも2時間毎日そういう歌を歌い続けるのはちょっときついから、どういう選曲がいいかなあと考えているところ。レア、シエラ、城田さん(「しろた」が発音できなくて、「しぇろた」になってた。そしてgreat boyと形容していたよ)と共演できるのも楽しみです。

・今後の予定は?
今年の前半はアメリカツアー、4Stars。いまのことろミュージカル、お芝居(?)の話もきてるけど、秋以降はまだ決まってない。あまり計画を立ててしまうとよくないから、と。


次はラミンからのクイズコーナー!正解者にはラミンTシャツ(通販で買えるやつ)プレゼント。

Q1:これは色んな媒体で言ってるからとても簡単かも。「僕が初めて見たファントムは誰?」
ラミンさん予想通り、わたし目立ちたがり屋の小3男児のノリで(声は出してませんけど)「ハイハイハイハイハイ!!」と手を上げるも、当てられず…。そう、このとき、司会者の方は「誰に答えてもらうか」指名をラミンにお願いしたんだけど、ラミンは「ぼくはみんなが可愛いから、当てられない」と言って、指名を司会者に一任(笑)


【追記】英語堪能な方にあとで確認したら、ラミンは「I can't choose. You choose.」と言っただけで、「かわいい」は心優しきSONY司会者さんの「盛った」意訳だったそう。わあ、ありがとうございます。そんな嬉しい嘘を…(笑)まあ、ファンを平等に扱いたい優しいラミンの心遣いを察しての「かわいいから選べない」ですかね?よい思い出です。


はい、答えはコルム・ウィルキンソンさんですね。コルムファントムを観てミュージカルスターになろう!と思ったラミンにとって大切な俳優さん。


Q2:これも簡単かな?と「僕の初めてのLeading Roleはなんでしょう?」
が、しかしこれが意外にも苦戦。Leading Roleというと「主演」だと思うから、ファントム?バルジャン(レミゼ)?クリス(ミス・サイゴン)?ジョー(サンセットブルーバード)?ペンザスの海賊の何か?アンジョルラス(レミゼ)?とか迷走する答え。しかしラミンはどうやらプリンシパルという意味(スタンバイやアンダースタディではない)でLeading Roleと言ってたらしい。で、大ヒントとして「no more talk of darkness〜♪」と一節歌ってくれたのおおおおおお!!きゃああ生ラウル!!

はい、答えは「オペラ座の怪人」のラウルでした。ラウルって「主役」じゃないよねえーとか思うファントム派(笑)


Q3:僕が演奏するのが大好きな楽器は?
ハイハイハイハイハイハイ!!!!また小3男児まさわ。しかし当ててもらえず…しょぼん。

答えはバンジョー


用意していたTシャツは3枚だったけど、サイン入り生写真があるから最後の正解者に(後で正解者の友人から見せてもらったら、これまた通販で買えるあのポストカードでした。生写真じゃなーいwしかもずいぶん前に通販で買ったわたしの通し番号は600番台だったのに、彼女が貰ったのは300番台…なぜwどっから持ってきたラミン…)


Q4:僕が観戦するのが好きなスポーツは?
格闘技!!K-1!!えーーーっとなんだっけ、あれ、UFC!!とか思いましたが、やはり指名されずにボクシングと答えた方が「一番近いかな?」と正解に。それまではカナダ出身ということでホッケーやアメフトという答えだったの。


そして歌の披露。なんと、日本盤ボーナストラック「I Dreamed A Dream」でした。うわあああ。レミゼのファンテーヌの歌、いまなら映画版でアン・ハサウェイが渾身の歌唱を披露していますが、歌詞のHeがSheになって、男性歌手にもわりと歌われてるようですね。この曲の生歌はたぶんこの場所が初めての披露なんでは??

トーク中もちょっと咳ばらいをしたり(その咳するときに手の甲を口にあてるのが珍しい仕草だなあと眺めました)、NYからロンドン、一日置いて東京ですから、ツイッターでも「Dead」と書いてたくらい疲労困憊だったラミン。歌も椅子にかけたまま穏やかに歌ってましたが、それでもすごい声量だった。声に表情があって、よい歌声でした。ありがとうありがとう!

とりあえず今日はここまで。トーク&歌で30分、サイン会は1時間半でした。サイン会の模様はまた明日にでも…。