少年は残酷な弓を射る

この萩尾望都的タイトル…と思っていたら、原作本の帯は萩尾先生でしたわ。わざとか…w(原題はWe Need to Talk About Kevin)。しかしおばちゃんは物覚えが悪いので、「残酷な少年」が何するんだっけ?とか思っちゃって、結局脳内では「残酷美少年」映画になってました。

時系列ぐちゃぐちゃで、ちょっとずつ明らかになっていくのが緊張感を強いていいですねえ。あと、セリフが極端に抑えられてて、誰も自分語りをしないのがよい。

この映画、「結婚したら子ども生んで当たり前」「生んだら可愛いの当たり前」「子は鎹」「親はなくとも子は育つ」とかいう言葉を相手の状況をまったく配慮せずに言い放ってしまうような人に見て欲しいね★(黒い願い)

子どもとの相性なんてわからんよ、血が繋がっていることなど、その保証にはならない。