Pina ピナ・バウシュ踊り続けるいのち


3Dに完敗…。こんなにもか。こんなにも体質に合わないか。適正体質があるのかないのか分かりませんが…3Dメガネかけてると目を開けていられないの。目の奥がごりごりしてきて焦点が合わず、薄目で鑑賞してたんだけど(笑)、わぁもうだめだ!と途中メガネとって観るという暴挙。ズレズレの画面。

映画館が乾燥してて、コンタクトの調子が悪かったのかなあ。でも、もっと乾燥が強い日だって平気だったけど。もともとド近眼なので、なにかわたしの目に原因あるのかもね、焦点合わせずらいとか。

というわけで、ぜんぜん作品に集中できず。もったいない!(涙)おぉ人間の体ってこんな動きできるんだ〜とか、女性がモノっぽく扱われる感じがフィギュアスケートのペアみたいだなあとか、ダンサーの体がまあ素晴らしくかっこいいとか、とくに屋外でのダンスのほうがわたしは好み!とか思ったのですけれど、ただ、「これはギャグじゃないの?」と訊きたくなる舞踏もあるんです…。

わたしの大好きなエガちゃん(江頭2:50)が同じ振り付けやってたら、たぶん場内大爆笑だろう?というシーンたくさんあったのに、クスりとも笑いやしねえ…。それで思ったことは、人間は「笑っていい場面」「笑ってもいい人間」を無意識に選別してるんだなあということ。「アート」だから笑わない。エガちゃんだって真剣に芸を見せてるけど、ダンサーの真剣さは笑わない。笑わせてるためにやってる行動とそうでないものをちゃんと区別して、相手からの許可(お笑い芸人が芸をするとか、笑わせるためにやってるんだという前提)がないと笑いにくいものなんだな。うん、たぶんそっちが社会生活適合者。