遅々ながら変化

先月の調整日のことを書いてなかったのは、やはり歯にじっくりかまっていられるような精神状態ではなかったためか。来日祭りでハイテンションすぎて。

2週間ほど前、内側に回りこむように生えている前歯につけていたブラケットが外れてしまい、今日はそれも付け直してもらった。仕事帰りに映画を観ようと、その前にラム肉鉄板焼き定食食べたとき、白米にアルファー化した米がまぎれこんでいて、それをガリっと噛んでしまった拍子にブラケット抜けたの。接着剤はひねる力に弱いらしい。

内側に入ってるのをグイっと前に出すためにギリギリと引っぱられています。上の前歯はいま相当に痛いです。下のほうは太いワイヤーに付け替えられ、右奥歯を前方へ持ってこようとしている。奥歯はしっかり根がはっているようで、動きはよくないみたいだけど。

毎日ちょっとずつ動いているので、日々噛みあわせが悪くなり、当たる歯、痛い歯が変化していくのがおもしろい。鏡で見てる分には劇的な変化は認められないのだけど(歯並びがよくなっている実感もまったくない)、食べづらさや痛みで変化を実感しているため、通常であれば避けたい「痛み」という感覚が、好転へのきざしとして受け入れることができているから。通常時ならマイナスなものが苦ではないという経験は新鮮。あらかじめ決められたものと覚悟できれば、人は寛大になるのか。