ものすごくうるさくて ありえないほど近い

http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html

試写会へ行ってきました。公開前なので、あんまり詳細なことは書けないけれど。観てよかったです。この予告編だとこの曲がまるで主題歌みたいな扱いだけれども、本編・エンディング通じて音楽にボーカルの入った曲は1曲もなくて、それがとてもこの映画らしくて、よかった。

誰かを失うことはそれだけでたいへんなことだけれど、なにかそこに他者（それも、当事者ではない他者）の目線の物語が付与されてしまうような大事故や自然災害で失ってしまうと、自分の物語として取り戻す作業がよけいに悲しみを深くするのかもしれない。なんてことを、この映画とは直接関係ないかもしれないけれど、思いました。

主人公の男の子の、パニックにならないよう自分を守るためのルールとか、安定…バランス？をとるために身体的内罰行為をしちゃうのとか、わたしも小さい頃そういうのがあったので、懐かしいのと痛いのと。

原作は写真も多くて、字組みがおもしろいんでしたっけね。読んでみたい。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い