来日

見返したところ、昨年の12月1日に「この調子でいくと来年1月のラミン来日の際には、ワイドショーでよく見る映像“成田に駆けつけたファン”になってしまうかもしれない…。」という記述があるのですが、それは結局、予言だったということです。

ええ、行きました。空港に。だって休みだったし…だってヒマだったし…だって千葉県民だし…成田なんかフラっと行けるし…(ってここへ越してきて初めて行ったけどな!)、まあいろいろ自分に言い訳しつつダメ元で行ってみたら、現地でものすごい行動力のあるファンの方と合流でき…


当初はロンドンからの直通便がほぼ同時に、第1と第2ターミナルに別々に到着するというタイムスケジュールだった。うーん、これだとどっちに行けばいいのか…と思っていたのに、当日、第2ターミナル15:55着のJAL402便が5分早まり、第1ターミナル16:00着のANA(NH202)便が20分ほど遅れる予定とのことで、おお!これは神のお導き!両方チェックできるじゃん!と希望が持てたことも空港に行ってしまった要因。

まずは第2で電光掲示板の表示が「到着」→「降機中」→「通関中」に変わっていくなか、そろそろくるのか!?と期待しすぎて手に汗をかきながら待つ。がしかし、それらしき人はまったく認められず時間は空虚に流れいく…ネットで成田空港「本日のフライト」でチェックすると、すでに第2のNH202は到着している!!あーどうしようと焦りながらもJAL402のタグをつけている一般客の流れがまばらになるまでそのまま待機。

しかし16:30になったところで、これはもう第1のANA便に賭けるしかない!!と決断し、シャトルバスで移動開始。運転手の交代や、道が混雑したりの妨害(笑)があったものの16:50ころには到着。すぐさま電光掲示板をチェックすると「通関中」…あぁ!遅かったか!!と一瞬落ち込みそうになったが、出迎え客の中に「Ms Sierra Boggess 」と書かれた歓迎カードを持っている人を発見。足元には配給会社の紙袋!!これは間違いない!まだだ、まだ終わらんよ!!

15分ほど待っただろうか、17時ちょっとすぎにラミ妻のアマンダさん、シエラ、その婚約者のタムくん、ラミンの順にでてきた!!わたしたちが瞬間的な反応で「きゃー!」と歓声を上げると、えーー!というような驚きの笑顔でこたえる一行。現地で合流したファン5人でお迎えして、ゲート出口でわらわらと囲む(笑)



英語の堪能な方が「第2でずっと待ってたけど来なかったから、どうしようかと思ったー」みたいな今日の顛末まで話してくれて(笑)、シエラが「えー?違う空港で待ってたの?」と心配してくれたけど、「違う違う、ターミナルが違ってるだけで、すぐ近くだよ」とか言ってるのがおもしろかったです。

長時間のフライトで疲れているにもかかわらず(実際、「写真映りわるそー」みたいなことを言って笑いあっていたラミンとシエラ)、ひとりひとり丁寧にサインや写真に応じてくれました。あぁなんて優しい…そしてシエラがもんのすごく可愛かった…!なんという小顔!そして髪の毛つやつや。ラフな格好だったし、メークも最低限って感じだったのに、美しかった…女優やな。


wowowと四季での試写会イベントしか情報がなかったので、来日中の仕事のことも訊いてくれた人にも、ラミンはわざわざスタッフに確認して「2shows」と応えてくれた。というわけで、やはりこの二つしか出演はないのね、あとは雑誌の取材とか。発売をチェックしなければ。



わたしは「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」のblu-rayをラミンに差し出しサインしてもらったのですが、ラミンは自分がサインし終わったあと、その2枚を重ねてシエラに渡し、シエラはあーはいはいとオペラ座にサイン、そして2枚目にサインしようとしたら自分が出演してないレミゼだったので、oh!って驚いた顔をして、「これにはしなくていいよね」って感じで笑ってました。すみませんーーー。「Love Never Dies」は貸出中で手元になかったの…あればタムくんにもサインしてもらいたかったわ。ってそこまで考え及ばなかったけど先週の時点では。

ラミンと2ショット写真も撮ってもらいました。この前日に羊丸焼きで脂と炭に燻されたコート、まさかラミンにガシ!っと肩を抱き寄せられるとは思ってなかったよ…(笑)あぁケモノ臭かったらすみません!

小さいわたしのために膝を折って身長差をうめてくれたラミンの気配りさんぶり。調子こいて頭を胸にあずけてみたよ☆いま改めて写真を眺めると、こんなにとろけてる自分の顔をみるのは初めて!壮絶に恥ずかしい!!けどフェイスブックのプロフィール写真にしてみた(笑)なんとでも哂ってください…。なにも思い残すことはないよ…。

舞い上がって手が震え、写真がブレるブレる。たった5分くらいの出来事だったのですけれど、1週間仕事やりきったみたいな濃厚というか、逆に現実感がない浮遊した時間というか…あれは本当だったのか。はあ。わからない。

なので、ラミンがシエラのことを「My Christine」って呼んでいたという、オペラ座ファンにはたまらないシーンを聞き逃すという凡ミスをおかしましたよ。みんな聴いてたなんてーわたしのバカーー。

わたしたちがきゃぴつくなか、アマンダさんは日本到着をご家族にでも電話していたのか、その電話をラミンに繋いで、じゃあバイバイ!ってお開きになりました。たぶん年上妻だと思われるアマンダさん、ロックテイストの洋服で格好よかった。美しい。こんなセクシーかつ可愛い旦那さん、心底羨ましいぞーーー!

それにしても今回思ったことは、合流したファンの方の行動力!!あぁこういう人たちが世界、世の中というものを動かしていくんだなあ…と感心したし、圧倒された(笑)!!やはり動かないといけないんだな、なにかをしたい!と思ったら。すごく刺激になりました。