購入

脳内めいっぱい音楽でパンパンだったのため、すっかり足が遠のいていた本屋。映画を観たあと寄ったら、読みたいと思う本を見つけることができた。ようやく文字を認識できるようになったらしい。この1ヶ月冗談や誇張でなく、文字が通り抜けていた。平常心が戻りつつあるようだ。

角田さんの新刊。なかのひとつ「闇の梯子」は日本文藝家協会篇の「文学2009」にも収録されてて、それを読みましたが、そのときすでに角田さんは大作家への階段のぼってるんだな…って思った記憶。

かなたの子

かなたの子

最近の、食べ物を扱ったエッセイやマンガはあまり得意ではないのだが(“ほっこり”ムードの強いものに拒絶反応。食べ物はそんな生易しいものじゃないという反撥がある)、これは世界中を旅した中村さんの食レポートだから信頼して買ってみた。

食べる。

食べる。

海外文学は小学生のときに『あぁ無情』と『ジェーンエア』を読んだだけ。大人になってからも数える程度で、もちろんこちらは未読ですが、先日ラミンが(こんなところにまで侵食)アルバムのビデオ撮影で訪れた公園(Epping Forest)を「ジェーン・オースティンの小説のワンシーンようなロケーションだったよ」ってツイートしてたので、オースティンといえばやはりコレかなあ…読んでみるかなと。実にミーハーですみません。各出版社から出ていて、新翻訳もでていたけれど、1963年初版で表紙も好みの河出を選んだ。解説は水村美苗

高慢と偏見〔新装版〕 (河出文庫)

高慢と偏見〔新装版〕 (河出文庫)