フェアゲーム
プレイム事件をもとにした映画。911後の「イラクに大量破壊兵器があってほしい」アメリカの偉い人たちと言論だけで真っ向勝負した夫婦(夫は元外交官、妻はCIAエージェント)のお話。
実話がそのまま映画的であることに驚くと同時に、やっぱりアメリカってへんな国…って思ったけれど、どんな国でもありえーる本質ではあるのだよなあ。近ごろ流行語のようになったメディア・リテラシー絡みの話でもあるので、興味深くみた。
ブッシュ大統領の演説やイラク攻撃の戦闘は実際のニュース映像などを使っているので、爆撃とかね、もう泣けてきます。あの炎の下で亡くなったイラクの人がたくさんいるんだなあと思うと。劇中ではイラクの科学者殺しとかあってさ…ほんとかどうかは知らないが。やるせないぜ。
塗りつぶしの黒線だらけの原作。
- 作者: ヴァレリー・プレイム・ウィルソン,高山 祥子
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2011/10/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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