図書館本

地球最北に生きる日本人―イヌイット大島育雄との旅

地球最北に生きる日本人―イヌイット大島育雄との旅

エスキモーになった日本人

エスキモーになった日本人

先週だったかNHKスペシャルで『日本人イヌイット 北極圏に生きる』*1で大島さんをはじめて知り、大興奮!イヌイットとか少数民族とか狩猟とか大好きなわたしとしては、かじりつきで再放送までチェックしました。番組では大島さんの小学生の孫イサム君が、狩りを通して一歩一歩大人に、男になっていくドキュメンタリーで、イサム君がわたしの甥と重なって目頭が熱い…(笑)
イヌイットの伝統的な食べ物にアッパリアスという海鳥を発酵させたキビアというものがあり、羽根ごと内臓ごと発酵させるので、たぶんにおいは相当なものだと思うんだけど、骨をバリバリと咀嚼する音がなんとも「うまそー!」だった。植村直己さんの『極北に駆ける』で語られていたことが映像としてみることができて、面白さがまた倍増した。
本当なら大島さんの著作の『エスキモーになった日本人』を読みたかったのだけど、いまや絶版、図書館にも蔵書がなかったので、大島さんを取材した武田剛『地球最北に生きる日本人』を借りてきた。写真も多くて(犬橇、萌える!)楽しい本のようです。

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

肉食としてはこういうのも読まないと…。表紙の絵はムツゴロウさん作!

逸見小学校

逸見小学校

庄野さんの死後発見された未発表小説。海軍予備学生隊で横須賀の逸見国民学校に駐屯していた体験をもとに、昭和24年、庄野さんがまだ高校教師だったころに書かれたものらしい。原稿用紙3枚の欠落があるとのこと。