買った本、買わなかった本

今日は高野さんのトークイベントで仕事帰りに西荻窪まで行きましたのですが、イベントの本屋さんでなく、すぐ近くの大好きな古本屋さん「音羽館」にて購入。イベントのあった「のまど」さんもとても素敵な本屋さんだった!今度行ったらじっくり眺めたい。高野さんのお話の感想はまた明日にでも。

世界のシワに夢を見ろ! (小学館文庫)

世界のシワに夢を見ろ! (小学館文庫)

高野本は着実に未読本を消化。あと4、5冊かな。

碁を打つ女

碁を打つ女

前から読みたいと思ってて、図書館にも蔵書されてるんだけど取り寄せだったために実際に本を目にしたのは初めて。とてもきれいな装丁、状態もよくて安かったのでつい買ってしまった。
買ったのはこの2冊、以下買わなかった本。

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

装丁も素敵で400円だったし買えばよかったか、と家につくと思うんだよね〜本屋では収納場所ないよ!って思うんだけど。
海に落とした名前

海に落とした名前

光とゼラチンのライプチッヒ

光とゼラチンのライプチッヒ

古本屋ではめったに出合わない多和田葉子があったけど、『光とゼラチンの〜』は定価と同じだったので躊躇。んー買えばよかったか…。

戦争のかたち

戦争のかたち

日本国内にある戦争のあと地73箇所。
ぶたにく

ぶたにく

ブタが生まれて育って出荷されるまでの写真集。

しかしなんだ、こうして「はまぞう」で書影をだすといつも思うことは、他人があまり取り上げていない本が多い印象…べつにわたしの興味がことさらマニアックだとは1ミリも思ってないし(王道だとも思ってないが)、ごくごく普通だと思うのに、なぜだ。
そういえば、高野秀行さんは編集者から「高野さんの読者は熱いんだけど薄いんです」といわれたそうだ。読む人はとことん読むが、読まない人には知られてもいない…と。しどいっ。いわゆるベストセラー作家のファン層が山型を描くような分布だとすると、高野さんのそれは棒みたいな金属がどーんと立っているようなんですって(笑)