La.mama29th Anniversary

なぜ30周年を待たずに29周年記念イベントなのか、と小谷さんもつっこみをいれていた渋谷のライブハウスLa.mamaのイベント、向井秀徳アコースティック&エレクトリックとの2マンに行ってきた。以前から小谷さんはTrioでの出演を熱望されていたんだとか。

とても狭く、ステージとも近い。前方の椅子席(上手)に座ったのだけど、ドラムをやや後ろから眺めるよう感じで、背中の筋肉の動きを見つつ聴くって初めてでおもしろかった。不遜な言い方ではありますが、トムくんはうまくなりましたなぁ(ほんとにナニサマ)。100sのころ上体がすごくゆれて腰痛たいへんそうだったけど、最近はどっしりとしなやかにたたいてます。

  1. 空の待ち人
  2. Who
  3. 青さ
  4. 照れるような光
  5. OUT
  6. Rum&Ginger
  7. 消えろ
  8. タイトル未発表曲
  9. 新曲

照れるような光』、久しぶりに聴けて嬉しかった。“もし添いとげる ゆっくり奏でる時を過ごせたら 私は決してあなたよりも先には死なない”これ以上のラブソングはないわ。『OUT』も大好き。宗教の違いで引き裂かれる男女の歌です。
後半の怒涛のメドレーをこなしてトムヒロは退場。前回のTrioライブと同じように、小谷さんひとりで新曲を歌いました。聴くのは3度目だけれど、心の中で反芻しているせいか、すっかり覚えてしまった。とてもシンプルなのに力強い小谷さんの歌のよさが凝縮されている。音源化してたくさんの人に聴いてほしい。