呼び出し

昨日は週末働きづめだった夫が代休でした。せっかくの休みだし、夜は餃子祭り*1にしよう!とダルさが残る体を引きずるようにスーパーへ材料調達しに行きました。帰宅してニラを刻んでいるそのとき、携帯メール受信。夫の在宅中に携帯の音が鳴ることはそうないので(夫婦間トランシーバー的役割)、まあ珍しいと、すぐに携帯画面を確認すると大学時代の先輩から。いまは広島で暮している女性で、なんと仕事で上京しているから今から会いませんか?と。

ううう…、いいい今から…?と悩んだのはたぶん10秒もないくらい(笑)すぐに折り返しの電話をして、待ち合わせ時間と場所を決めた。それから猛烈に餃子のタネをこね、包み、焼いてるあいだに身支度して、その他もろもろテーブルにセッティング。うたた寝中だった夫に「ごめん、これから飲み行ってくる!餃子あたためなおして食べて!」と伝わっていない声をかけて、駅に向かいました。鬼妻…。さっきまでの「ダルさ」どこいった!

久しぶりに会う先輩*2は相変わらず可愛く、聡明でした。お仕事の話を聞いたら、着々とえらくなってて、さすがだわ〜すごいわ〜。前日にわたしが思い出していたジュディマリ・ヘビメタ好きの彼とも共通の友人だったので、あの「思い出し」は彼女の前触れだったのか?と話したら、懐かしがって喜んでた。みな離れて暮してるので、いまはそうそう会うことはないけれど、濃密な時間をともにした人たちの存在感は衰えない。だって地方の学生ってのは基本が宅飲み、徹夜飲み、で雑魚寝。温泉旅行も行ったし、兄弟姉妹みたいにベタベタしてましたよ、今考えると。

わたしが休みの夫を放り出してきたことに先輩は恐縮していたけれど、いいんです。会えるチャンスをみすみす逃したくないのです。他人を誘う、声をかけるというのはそれなりに勇気が要るわけで、ましてやしばらく会ってない、それも突然の連絡、聡明な彼女がいろんなことを考えたあとにそれでもわたしにメールをしてくれたということが嬉しい。そのチャンスを掴まずに何を掴むの。

幸いにも夫のご機嫌はまっすくぐでした(笑)要請があれば駅に迎えに行こうとさえ思っていたらしい。寛容な人でよかったよ…心からそう思うよ。

*1:我が家の餃子はニンニクなしなので平日でも大丈夫

*2:といっても在学中から名前にちゃんづけだわ、タメ口だわの傍若無人後輩だったわたし