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本屋さんを眺めて思ったのは、震災直後に出版された本がなかなか多いということ。報道写真に特化したものだけでなく、被災地に行って「ふれあい」してきた「いい話」の本とか、あとは原発関連ね。被災地を数日取材して慌てて書いた「いい話」「悲しい話」ってあとに何が残るんだろうか。あの震災ハイみたいな、ヒステリックな状況で(今だって落ち着いてるわけじゃない)書かれた言葉はなんだかとても「商売」のにおいがしそうだ。被害の記録というのは残さなければならない。そこから学べることがたくさんあるから。だけど、それは2ヶ月後じゃないんじゃないかな…今は読まなくていいなと思ってしまった。もっと吟味されたものが後々出るのだろうから。
というわけで震災とは無関係の2冊を購入。
- 作者: 上條さなえ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/13
- メディア: 文庫
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- 作者: 伊藤比呂美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/13
- メディア: 文庫
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