溺れるまえに

まだ記憶に新しい、あの羊一頭を食い尽くす会の会場であった新大久保のチンギスハン、地震以降の相次ぐキャンセル(お店のブログによると300名以上だとか)により、この5月で閉店するとのこと。こうして小さいように見えて大きな影響がひたひたとせまっている。溺れてしまいそうに。

日々、気力が奪われている。いちいち腹は立つが持続しない。そんな元気がない。黒い感情はトグロを巻いてるけど、それをそのまま表現してなんになる、という諦めが支配している。苦しい。情けない。後ろめたい。誰かに対する後ろめたさではなく、ただただ自分を恥じる。「嘘だった」「クソだった」なんて歌が話題だけど、「嘘だった」と失望するほど果たして関心があったのか、「クソだった」のは自分だとどれだけの人が気づいているのか。自分だけは守られている、守られるべきと思っていたら、これから何も変化は訪れない。そのことだけはわかる。その次だ、その次わたしは何をすればいいのか。*1

*1:ここ数日、投票を呼びかける言葉をよく目にした。たしかに選挙はとても大事だけど、でも選挙なんか毎回行ってるのにコレなんだから、って思ってしまうのも事実。諦めたら終わりなので明日も投票しますけど。