読了

今週は珍しくライブの予定も飲みの予定も入っていない。いや、これが通常営業か。先週まではちょっとオカシかった。詰め込みすぎて、家にいるときはひたすら寝てた。インプットが過剰だと眠れなくなったり、または情報一切を遮断して寝続けたりと極端になってしまうので、ほんとうはうまく分散したいんだけどー。しかし週勤2日も来月までと思うと、平日休みを有意義に!とか欲張りたくなるのよな。今週は夫が出張なのもあり、家事もおろそかになるだろう。徹底的に自堕落妻になって英気を養おう(?)。

本も軽いものしか読めてない。義務感で読んでるわけではないが、読みたい欲求があるのに読めない、気力が追いつかないというのがもどかしい。ホムホムの『絶叫委員会』はちょうどよく脳内をリフレッシュさせてくれた。この言葉への執拗なまでの敏感さ、毎回心打たれる。げらげら笑いながら。『林芙美子 女のひとり旅』は角田さんの名前があったから借りたのだけど、実際は短い文章だけ。あとは林芙美子ゆかりの土地を、作品を再編集させて構成しているだけ。どちらのファンにも物足りないかもしれないけれど、わたしは初めて林芙美子を読んだので、人となりや人生をさらっと撫でることができたし、とにかく文章がとても面白かった。『放浪記』は絶対読もう!わたしはこういう真っ直ぐな目線の、気取ったところのない正直な言葉が大好きなのだ。というわけで「真っ直ぐな言葉」No.1、佐野洋子『そうはいかない』を今ごろやっと読み始めている。あーやっぱり面白い。

絶叫委員会

絶叫委員会

林芙美子―女のひとり旅 (とんぼの本)

林芙美子―女のひとり旅 (とんぼの本)

そうはいかない

そうはいかない