狩りから稲作へ

この週末はいつものように何をするでもなし、ただ寝て食べて、ときたまレキシ(100s池田貴史のソロ)が2ndアルバム『レキツ』のためにジャケットを手書きしている様子のUst配信を眺めたりしていた。1万枚のジャケットを筆で書き上げる企画。3日間も費やすらしい。

1stアルバム『レキシ』のときも同じように手書きジャケットで、購入するときレコード店で好みの文字を吟味するのが楽しかった。今回もアルバムに参加したアーティストが数枚ずつお手伝いしているようだが、そういう「レア物」に合えるかどうかも楽しみなところ。

で、Ust配信に話を戻すと、昨夜は池ちゃんともう一人のスタッフとだらだらしゃべりながら書き続けていた。それはもう学生時代の部室のノリ。わたしは大学時代に模擬裁判委員会で年に一度の舞台発表のため、10数人でよく夜中まで残って作業をしてたのけど、時間がたつにつれ目的から乖離して、くだらないことでもバカ話でも、ありとあらゆるものを面白く感じる時間帯があるよね(笑)そういうのを思い出した。

今日の昼間は足軽先生(いとうせいこう)とかもお手伝いに来たようで、突如、新譜にも収録されてる『狩りから稲作へ』生ライブ!これは去年レキシのライブで初めて聴いて、その歌詞に衝撃を受け音源化を待ちわびていた曲。だって「縄文土器弥生土器〜どっちが好き?」「稲作中心〜」「高床式〜ネズミ返し」のコール&レスポンス!「どんぐり拾って食べてた/あのころは夕日赤かった」なんつーラップ!こんな歌詞の歌ほかにあるわけない!でもメロディーはしっかりしてるの、狩りをする男へ“どこへも行かないで”と稲作中心の定住を望む女と、狩りの自由を愛しながらも女の願いを聞いて定住を選ぶ男の切ない気持ちが表現されてる(と思います)。

来月の発売が楽しみ!昨今流行の「会いたいけど会えないラブソング」や「君を幸せにしたいただそれだけの僕ソング」や「お便所掃除ソング」に飽き飽きされてるかたも是非聴いてみてください。

レキツ (DVD付)

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