ウールのスカート

やはり関東の雪情報は脅しであったようだ。こんなん東北で言うところの雨だわ!と関東で言うところの雪がちらつくなか谷中へ。*1まずは「旅ベーグル」で黒ごまあんこやアールグレイオレンジピールなどを購入し、その隣の隣「doudou」へスカートを引き取りにいく。


1週間で仕上がるかも?という話もあったが、ウールでタックスカートを作るのはあまりないらしく、試行錯誤して時間がかかった模様。プリーツ部分をたたく(ミシンで押える)ほうがシルエットが広がらなくていいかと思いオーダーしたけど、実際そうするとウエスト部分に厚みが増して硬くなり、よくなかったらしい。それで作り直してくれたと。うお〜1着分の布をムダにさせちゃったのか!と恐縮。客の言うとおりじゃなくて、こっちのほうが可愛いですよ、着心地がいいですよとプロが提案してくれるのは心強い。

それにしてもタイミングよく寒くなった。バーゲンさえ終わりかけの立春近くに、ウールの生地で注文するなんてちょっとアホだったが、結果として正解であった。来週のライブにさっそく着ていこうと思う。
チェック柄のスカートはたいてい制服っぽくなってしまい、大人が着ると微妙な感じになってしまうが、これはピンクがかった明るい紫に濃い緑色が落ち着いた印象を与えるので、40代になっても着られそう。*2ウール生地もとても上質で暖かい。裏地も紫色にしてもらったので超絶かわいいです。

「doudou」さんで仕立ててもらったのは今回で5度目。ワンピース2着、スカート2着、ブラウス1着。まず布を選んで、布によって特性があるからブラウス向きかなとか、ワンピースならこの生地や模様が合うとか、扱われる生地も豊富だから無数に選択肢があって、悩みに悩んでコレ!と決意する。脳内で想像しててもやはり出来上がるまではドキドキして、実際に仕立て上がりを目にすると想像以上のかわいさに毎回感動する。洋服や靴は大好きで、物持ちもたいへん良いほうだが、やはり市販品の洋服への愛着とは比べ物にならない。大切に長く着ようと思う。

あとは昨日あれほどない!と騒いでいた本を往来堂書店であっさりと見つけ、即購入。やはりこのお店は素晴らしい。

世にも奇妙なマラソン大会

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世界ぐるっと肉食紀行 (新潮文庫)

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*1:関東では雪のとき傘をさすことからして雨である。雪国では傘さしません

*2:思い込み?