ひとり上手

昨日はほかの専攻の秘書さんと話す機会があった。先生が部屋に閉じこもりっきりか外出してるかのどちらかで、仕事中ほとんどひとり、誰とも口をきかなかった…と少し落ち込んだりすることもあるらしい。学生がいない研究室だと訪ねてくるのは納入業者くらい。ほかの秘書と会う機会も少ないし、お昼もひとりで寂しく食べている。「今度お昼誘ってください…!」と言われるが、そういう気持ちにあまりピンとこない。

いまの職場に入ったときまず思ったのは、ひとり職場って楽しい!自由!仕事以外の気配り無用!ということ。前職が女性だらけ、わたしよりも年配でキャリアも上の人に指示を出さねばならなかったのが精神的に負担だったことや、その前の職場は男性のほうが多かったがそのほとんどが営業職のため、日中オフィスにいるのは女性だけ、さらに能力・成果主義の社風により足の引っ張り合いや、腹で何を考えてるのかイマイチ掴めない人も多く、女系家族育ち+女子高出身=オンナのなかで生きていくの得意!と思っていたわたしであっても、ものすごく消耗した。人付き合いがない仕事はなんて自由なんだ!と初めてのひとり職場にうっとりしたくらいだ。*1

お昼は持参した弁当を自分の席で食べているが、たまに学食でうどんをすする。ひとりでご飯を食べることへのハードルがもともと低いので*2、人を誘ってまではなぁ〜。ひとりで食べる寂しさを感じないせいか、相当に仲良くないと一緒にご飯食べたいと思わない。食べてるところって欠点が露見しやすそうで。そんなわけで5年も同じ職場なのに、だれひとり友達いません。

*1:センセイや学生もいるけど、たまにしか会わない

*2:ランチだったらフランス料理でもすし屋でも中華でも大丈夫