ソーシャル・ネットワーク

水曜日の郊外にあるシネコンは中高年女性で溢れかえっている。うわー隣もびっしりだったらやだなと思っていたら、みなさん『相棒』目当てだったようで、ガラガラだったよ。よかったよかった。
映画はコンプレックスの話。もしくは男の嫉妬。しかしつくづく資本主義の仕組みがわからない。より多くの人に求められればお金が集まるってこと、それはわかるけど、投資とか時価総額とかまったくピンとこない。モノのやりとりだったらシンプルに理解できるけども、時価総額が本当の価値とは思えず「億万長者」という言葉も意味と繋がるには遠い。それとエリートでないとフェイスブックは楽しめなさそうだなぁ。立ち上げのコンセプトを観たせいか、帰属意識を強めてくれる、自尊心をくすぐるためのSNSという印象。いまや全世界に広まってるから、そんなこともないんだろうけど。どうなんだろう。映画は早口英語で疲れた。主人公役の、しゃべるときに顎をつきだすかんじや、つねに下唇をかんでいるの、すごく「らしい」。いる、こういう人。