my book まぼろし4ページ@渋谷duo

はせがわかおり、渡Watary、小谷美紗子おおはた雄一の順番で。テーブルつきの着席スタイルでありがたかった。小谷さん以外は初めて聴く。はせがわかおりさんは見ため中学生。アコギで正統派なフォーク。歌詞にユーモアと毒がのっけられてて好感。昨今流行している、ひねりのない愛の歌や感謝の歌には辟易しているのだ。渡Wataryさんはピアノ弾き語り。同じピアノでも弾く人が違うと音も違うんだと思った。ギターとか他の楽器なら当たり前に理解してることなのに、ピアノって大きいせいか誰が弾いても同じ音がでると思ってしまう。音響が悪いのか、高音を叩くといやな響き方をしたのが残念。おおはたさんはメロディー歌詞ともに力まずに聴けるモテそうな音楽。なんとなくモテる人が聴いてそうな音楽ってあるよね。心地好かったです。
小谷さんのセットリストは以下の通り。喉の調子がいまいちだったのか、高音がかすれていた。持ち時間が少ないので演奏優先、MCはなし。ただ『消えろ』の前に「死ぬまでに痛みが続く病気の人へ、痛いの痛いの飛んでゆけと、そんな願いを歌にした曲」と言っていた。激しい曲なので、演奏に入るまでかなりの覚悟を要していた。3年連続で“ライブ初め”は小谷さんなのでとても嬉しかったのだが、出演者が多いイベントはやはり消化不良になりやすいかもしれない。

  1. The Stone
  2. 嘆きの雪
  3. Off You Go
  4. 明日からではなく
  5. OUT
  6. 消えろ