ときめき補充

昨日はわけもわからず暴力的な気分であったので言葉を吐き出すのはひかえた。感情ぶちまけ独白日記を読むこと嫌いではないが、自分でやるのはしんどいので。なんて思っていたら海の向こうでほんものの暴力が繰り広げられ背筋が寒くなった。

本日は晴天なこともあり、家事に勤しんだ。天候は気分を左右する。曇天や強風の多かった新潟で暮らしていたとき、どのようにして日常生活を維持していたのかすっかり忘れてしまった。20代前半はただでさえ感情乱高下、天候など影響する余地がなかったのかもしれないが。ただ覚えているのは、関東へ引っ越すと決まったとき関東出身の友人に「あっちはいつもお天気だから、晴天だからといって浮かれてはいけない。疲れてしまうよ」と忠告されたことだ。たしかに新潟では、とくに冬の晴天に飢えていたなあ。

昼過ぎに待ち焦がれていたマイケルの新しいDVDが到着し、さっそく見はじめた。これは過去の映像作品を網羅したもので、そのほとんどは既に販売されており、わたしも当然のように持っている映像なのだが、たった数曲かの「未収録作品」のために財布の紐がゆるむ悲しきマイケルファン…。でも西寺郷太さんのライナー・ノーツをちらっと読んだだけで、買ってよかった！と思った。これはただのライナー・ノーツではなく、郷太さんが長年マイケルを研究してきた集大成、もはや論文だ。日本に郷太さんがいてよかったよ（涙）映像も音もリマスターされて、かなり格好よく、立体的な音になっているのも嬉しかった。初期の映像を見ると、マイケルってやはり世代が上なんだよなといつも思うのだ。30代半ばのマイケルの印象が強いので、自分とそんなに変わらない年代と勘違いしてるけど、初期の画像の粗さに感じる世代の差。テレビがブラウン管だった頃の作品だもの仕方ないけど…。それがいくらかきれいに修整され、液晶テレビでこれからずっと観賞できるのは嬉しい。しばらくはエンドレスリピートだな。

マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD]