ほねやすめ

実家でもらった風邪も少しずつ快方に向かっている。疲れるとすぐに発熱する体質なので風邪的症状には強いのだが、今回は咳が止まらなくてそれが苦しい。来月の父の納骨までに揃えなければならない書類があるのだけど、もうちょっと元気になってからと思い、今日も今日とて最低限の家事をするに留めた。

こちらに戻ってきてやはり驚いたのは野菜が高いこと。実家では毎日のようにわたしが買いだしに行っていたのだけど、レタス158円キュウリ68円トマト3つで298円くらいだった。うちから一番近いスーパーは輸入食材を多く扱う高級路線のスーパーだから単純には比べられないけど、レタス298円トマト3つで580円キャベツ450円とか目が飛び出るかと思ったよ。値段の差があまりない玉子と牛乳だけ買い、すごすごと帰ってきた昨日。今日はさすがに食材がカラッポだったので駅前の庶民スーパーへ行き、存分に仕入れてきた。やはりトマトは高かったけど、大根やネギの値段は許容範囲だった。ふぅ。冷凍しておいた塩豚が塩が強すぎたので、野菜で煮込もうと今夜はモツ鍋に。大根人参玉ねぎ青ネギ蒟蒻豆腐、ついでに冷蔵庫で瀕死状態だった白菜も投入して塩モツ鍋。かなり美味しくできた。もっと寒いとより美味しかっただろう。

1週間こちらを離れているうちに図書館のシステムも入れ替えがあり、ネットで予約する際の見慣れない画面に戸惑った。とくに新着情報が見づらくなっていて、予約争奪戦を勝ち抜ける気がしない。こういう小さい変化に着いていけるかいけないかで、老化が速まるかどうかが決まりそうで怖い。ATM前で右往左往してるお年寄りとか、エスカレーター前で立ち止まる中年女性とか見るにつけ、あぁわたしの未来…と切ない思いがするのだった。