百年文庫


写真は日曜日に買った角田光代さんの新刊『ツリーハウス』、舞台が新宿の中華料理屋さんなので、カバーを取ると中華な装丁!そして469ページの厚さ。これは2年前に新聞連載してたものだけど、ここ数年の角田作品は凄みが増しているので、これもはやく読みたくてウズウズ。しかしその前に図書館本を片付けなければな。

昨日、本屋さんでポプラ社百年文庫も見てきたけど、50冊ずらっと並ぶと迫力あった。白地に漢字一文字の表紙も紙の質感も、カバーをはずすときれいな木版画があるのもどれも素敵。1冊につき3人の作家の短編が収録されているのだけど、国内・海外作品を垣根なく編集しているようなので、意外な組み合わせとか、知らない作家との出会いとか…100冊のラインナップが印刷された注文書(これも素敵)を眺めているだけでもうっとりだ。