150円の耐久性

涼しいを通り越して寒い。夕飯にキムチ鍋を献立るほどです。近所徘徊ルックもようやくジーパンの登場。3ヶ月は履いてなかった。そのあいだ洗濯することもなく、ただただ部屋の隅っこに放置されていたのだが、今日ポケットから図書館の貸与カードがでてきてびっくり。失くしたと思って、とっくに新しいカード作ってもらってたよ!

ジーパンの上は厚手のプルオーバーのシャツを着ていたのだが、これは10年前に古着屋で150円で買ったものだ。紺地に赤×白のタータンチェック模様で好みの色合いだったのと、値段の割りにしっかりしてるという理由だけ買ったまでで、なにか思い入れがあるわけでも特別に気に入ってるわけでもブランド物でももちろんないのだが、なぜか10年も着続けているのは、丈夫過ぎるから!よれもせず擦れもせず、ボタンすらほつれない驚異の耐久性シャツだから!

デザインも一箇所たりともオシャレじゃないっていうか、ありきたりなほど定番で、近所をうろつくのに最適。うっかりパジャマにしてもちっとも惜しくない。町内会の掃除のときとか、ちょいと図書館までーとか、ダサすぎても目を引くがオシャレすぎても恥ずかしい、というシチュエーションに最適ゆえについつい着ちゃって早10年…。150円で買ったときにはまさかこんなに長い付き合いになるとは思わなかったよ。店頭でひと目惚れして2万出したものの2、3度着て捨てた絹糸のカーディガンとかもあったのにさ…。洋服の運命ってわからん。