朝から晩まで

昨日はお休みだったので、朝から延々バレエDVDを流してました。バレエマスターが前回貸してくれた「こうもり」とドンキ各種(パリオペ、ABT、マリインスキー)

「こうもり」(全2幕) [DVD]

「こうもり」(全2幕) [DVD]

フェリ可愛いーーーーっ。ムッル手足長ーーーーっ。ということをまず一番に叫びたい。倦怠期の夫婦、夜遊びの過ぎる夫を振り向かせる妻の罠(笑)、コミカルだけど洗練されていて、とても楽しい演目でした。見たら一日鼻歌うたっちゃう感じです。オペラとは違うようだけど、オペラ「こうもり」も見たくなった。

フェリは何年かぶりで舞台復帰するとかニュースになってた本日。ムッルは11月のギエム来日公演「カルメン」で共演しますね。ぜひ観にいきたい!



オーレリのキトリは気高いなあ。でも今週上映されてたドロテのツンデレキトリも大好きです!演技上手よね。バジルが女友達と仲良さそうなの見て「ちょっとちょっと!」て乗り込んでいくところが好き。そしてカールさんとイチャイチャしてるのが似合う(椿姫の残像・笑)

そのカールさんはジプシーの首領役で出演。キャラクターダンスが似合いますねえ。ルグリの踊りはさすがに美しいわあ。わたしはエスパーダ役のジャン=ギョーム・バールが素敵と思いました。怪我で現役短かったようで残念。彼が振付した「La Source(泉)」がいつか来日公演しないかなあ…と夢見ています。
ところで、パリオペのドンキは長くてちょっと飽きる…。ストーリーがしっかりしてるというのはあるから、お芝居として観ることもできて楽しいのだけど、プロローグからして詳細ぎません?て思う(笑)生の舞台だと大丈夫だと思うけど、家でDVDで見てると迫力ないので。結婚式の衣装がゴージャスすぎて…貴族?って感じ。そして1幕のキトリの赤い衣装になぜオレンジを入れた…!



清清しいまでの超絶技巧つーか身体能力で、凄すぎてオリンピック競技見てるような錯覚。人間技とは思えなくて、あひゃひゃひゃって笑いながら観ました。楽しい!!客席からも地鳴りのような歓声と拍手です。実際見たらほんとすごかっただろうなあ…楽しかっただろうなあ…。なぜダンサーが跳んだり、跳びながら周ったりしてるとこんなに興奮するんでしょうか。自分でも不思議だけど。本能?

わたしツラい目に遭ったことそうそうないのですが(能天気で…)、たとえ打ちのめされるようなことがあっても、このバリシニコフの踊りを見たら一瞬で晴れ晴れしそう!そのくらいの力があります。すごいなあ。お話がテンポよく進むのも飽きなくてよいです。

そのあとマリインスキーのオレシア・ノーヴィコワ(キトリ)とレオニード・サラファーノフ(バジル)のも観ました。この二人は可憐〜〜。かわいいいいい。ノーヴィコワを小脇に抱えて家に連れて帰りたい!(犯罪です)そのくらい可愛い…。二人とも技もしっかりで、あぁ好き!キトリの衣装も真っ赤で素敵。
そして白馬!ロバ!!舞台に本物の動物が登場するの、無闇に嬉しいですね…。結婚式でアラブなダンスなど入ってるのも珍しかったです。振付により、いろいろ違うんだなあ。