アンナ・カレーニナ

オーケストラのチューニング音から始まるので、不思議に思っていたら、劇場をセットに組み込んで、舞台と映画の中間というか、舞台の場面転換を見てるだけですごく萌えた…。ミュージカルっぽい仕草もあり、音楽とお芝居がうまく調和してた。衣装も素敵だったし、舞踏会のダンスはシディ・ラルビ・シェルカウイというコンテンポラリーの振付師の方がしたそうで、これが素敵だったのよーーー。手首、エロい。とだけ言っておきましょう。

音楽は「ジェーン・エア」「砂漠でサーモンフィッシング」「カルテット!」のダリオ・マリアネッリです。よかった。あと田舎の領地で小作人たちと畑で汗を流すリョーヴィン演じたドーナル・グリーソンが演技も格好もよかった。二度目のプロポーズシーンはいちばん好きなところだなあ。あの文字つき積み木で、相手の言いたいことを当てるゲームをしながら意思疎通していくところ。ドキドキするよ。

主役の3人はよいのだけど、途中からわたし得意の「誰かに似てる」レーダーが作動して…キーラは濱田マリ(元モダンチョキチョキズ)、ジュードは謙ワタナベ、アーロン・ジョンソンは女信長に見えてきてね…。あぁ男前だったよね天海祐希。にしても、アーロンは「キックアス」の子だったのねーー!イメージ違いすぎて驚きました。あんな美形だったとは。