ラ・マンチャの男@帝国劇場

ラミンがソロコンサートで「The Impossible Dream」歌ってるのをYouTubeで聞いて以来*1、ええ歌やなあと思いまして、松本幸四郎のがちょうどやってるし、いっちょ観てくるかなーと思い立った次第。

1969年の初演から今年で1200回超えるんですってー。すごいね。あまり内容を知らずに観たので、考えてるのとだいぶ違い喜劇要素もたくさんあり、そういう場面には流行のギャグなんかも入れて、劇中劇+その劇も妄想、みたいな多重構造で複雑なこの作品を楽しめるようにできてるんだねー。

スペインが舞台なので、ギターとかリズムとかかなり好き。ただやはり日本語の歌詞ってメロディーにのせると間延びしてしまうよなあ(とくにアルドンサの歌It's All The Sameとか)そういう言語だから仕方ないけど。

先日のオリンピックでも各国の国歌が流れると「君が代」のぬめーとした感が際立つというか、日本語の音とリズムの特殊性みたいなものを改めて感じたものよ。あ、disってないですよ☆日本語の特性を言ってるだけです。

にしても松たか子は眼福であったわ。え、そんなに太もも全開でよろしいのね?と。ばりばりのお嬢様役をやっても娼婦役をやっても説得力あるって、すごいことです。