新年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


…季節外れもいいところと思われるかもしれませんが、昨日の春分の日、ただしくは春分点はイラン暦の元日ノウルーズ( نوروز 、nowrūz‎)でありました。新しい日という意味らしい。というわけで先週末は年末の里帰りをしてきました(本当は彼岸の墓参ですが)。

今回は姉1の子たちがそれぞれ幼稚園と小学校を卒業、つまりは4月から小学生、中学生になるというので入学祝も持参しました。姪の卒園式のビデオを見せてもらったけれど、学校の卒業式によくやる「よびかけ」(行事の思い出や保護者や先生たちへの感謝の言葉など台詞にして、ひとりひとり順番に言う“出し物”)があり、こんな小さいのに台詞に歌にと、よく覚えられるものだなあと感心しました。わたし今そんなの覚えられる余地ないかもしれない…(笑)

あと15年ぶりくらいに(かつての)メインストリートに行きました。見事にシャッター街だったなあ。通っていた高校が繁華街すぐなので、足を伸ばして20年ぶりに母校もチラ見してきた。スポーツや学業で名を上げた子を称える看板が出ていて、へえ今どきはこんなことするのねえと見ていたら、そこに男子の名前があったので「おぉ!やっぱり男女共学になったのだ」と実感しました。


会津バスの路線バス。シートが可愛い。



母校前の教会がきれいに建て替られていた。当時はボロボロだったし、ロックライブなどもやっていたカオスな場所だったのだが。


学校帰りによく食べた激辛カレーたい焼きはまだ健在で、嬉しくて久しぶりに買って食べましたが、ほんとうに辛くて辛くて!でも美味しかった。

今回は歩くの億劫な母と一緒だったので、あまり歩き回れなかったけれど、今度行くときはひとりですみずみまで歩いてみたいと思った。不景気で数年前からお店はどんどんなくなってるんだけれど、まったく変わらない建物などもまだあるので、そういうのを確かめに行きたい気持ち。

旧黒河内胃腸病院

昨年9月に鶴ヶ城でのライブに行ったときも思いましたが、さえない街だけれど、やはり好き。城がある街で育ったというのは、ちょっと誇らしいのね。会津の人が異常に会津を好きなのは、目の前に100年単位の建物や跡が遺されてあることも大いに関わってると思う。まあ、一番根底にあるのは「敗者」という連帯感だと思うけれど。