届いた

The Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall: In Celebration of 25 Years

The Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall: In Celebration of 25 Years

昨日、イギリスからお舟に乗ってファントムさんがどんぶらこ〜どんぶらこ〜やってきまして、さっそく連日観ています…。病気ですね。

映画上映版とはちょっとカットが変更されていました。気になったところや萌えポイントを書いていこうかなと思ったけど、ツイッターでも散々書いてるのでくどいか…。いやでも書いておくか(これでも理性を保つために努力しているのですよ。傍から見れば失敗してるかもしれないが…)

  • ハンニバル」リハーサルの群舞、上映版ではクリスティーヌがどこにいるのかわからなかったけど、DVDにはメグと一緒に後方でおしゃべりしてるカットなどが挿入されていた。その代わり踊りのカットが減って、奴隷頭のプリンシパルの迫力が削がれている。残念ー見せ場なのに!天井からの映像も要らないわ〜。
  • タイトルチューンの「道ゆき」はあれは替え玉(笑)なんですね。巧みにクリスティーヌの顔が映らないように編集されている。実際の二人はお舟に乗る準備してるのか、歌いながら。
  • やはり初めのMusic of the night で二人は…
  • そう思って見ると、クリスティーヌの魂の抜けたようなうっとりした目も気絶も、ファントムの指の反り具合も震えも納得です(ラミンの手が大きく、指が長く、指の間が広く、よく反る)
  • そう思ってしまうと最後、All I ask of you の前で、クリスティーヌがファントムのことをラウルに話すとこも、まるで過去の恋愛を白状してるように聞こえてしまう。
  • Music of the night終わりでラミンの左手首のタトゥがチラ見え。
  • そのちょっと前にクリスティーヌを寝かせてマントを掛けてあげるとき、ポンポンと、まるでお母さんが「おやすみ」と布団を直すような仕草をするファントムさんに萌え。
  • にもかかわらず直後オルガンを「デーデデッデ、デ、デ、デー♪」とかき弾いてて、うるさいわ起きるわ!って突っ込んでしまった(笑)まあ、起きるんですけど。そして左利きのラミン。
  • All I ask of youのクリスティーヌ・ラウルの浮かれっぷりが好きだ。さっきまで「殺されるかもしれないのよ!?」と騒いでたのに、「馬車用意してね♪」のきゃっきゃうふふぶり…ファントムさんでなくとも(#゚Д゚)こんな顔になるが。
  • ファイヤーなところが、メラメラごしでカッコいい。カメラが炎に近くなり、音も足されてる。
  • The point of no returnの大人の女性の目つきになったクリスティーヌが素敵。“How long should we two wait before we're one?”の絡みぶり、頭巾をかぶっているけれども、そのなかで恍惚の表情してるんだろうなあファントムさん…と妄想にぴったり。
  • “return”で頭巾をめくられたファントムの髪型が崩れてなかった。上映版は寝癖のようにハネてしまってて、ちょっと笑えたのに。しかし、そのカットだけ差し替えたのか、それ以降は乱れていた。
  • で、一番納得できないのは、最後の最後のキスシーンでラウルの表情を挿入したこと。あそこはファントムの驚き、戸惑い、嬉しさ、懐疑などの複雑な目の動きが素晴らしいところなので、そこだけ焦点を当てて欲しかったよー。その前のクリスティーヌに“grow cold, and turn to tears of hate...”と言われたときのファントムの表情が入っていたのはとてもよかっただけに。
  • 指輪を戻しに帰ってきたクリスティーヌを見たときのファントムが一瞬期待の目になって、指輪を認めて「あぁ…orz」ってなるシーンがすごく好き。期待したときの手の表情とか、いいんですよ。ラミンのクセなのか演技なのか、他のシーンでも左手の指をリズムよく動かしているところがあって、その仕草が萌える。
  • CDではバッサリとカットされていると噂のカーテンコールのサラ歌唱も、DVDでは無事に収録されてました。上映版ではセットの液晶が一瞬トラブっているのだが、カット変更されていた。
  • 歴代ファントムで歌ったMusic of the nightの最後に、初代ファントム、マイケル・クロフォードの手を握りながら、“You alone can make "our" song take flight”と歌い、敬意を表したラミン好きすぎる。
  • 退場シーン、ほとんどの人がはけたあと暗くなったステージに、コルム・ウィルキンソンがラミンを促したのがちょっと感動的。*1最後に一人ステージへ出て、絞ったスポットライトを浴びながら観客に応えるラミン。するとシエラが駆け寄ってきて、ラミンの背中へ抱きつく。笑いながらシエラの腕をほどき、お姫様抱っこして退場…。なんというエンディング…!けしからん、うらやましい!というのは冗談としても、ほんと愛らしいわ〜。

気がついたらまた長いこと書いてしまった…。

*1:ラミンが人生で初めて観たミュージカルは12歳、コルム・ウィルキンソンの「オペラ座の怪人」で、それがきっかけで舞台をやりたいと思ったというのだから、この二人の縁みたいなものに思いを馳せると余計に胸熱です