思うよりぜんぜん短い正月休み毎年新たに驚いている

今日も乾燥している。加湿機能が疑わしい“”には本来の空気清浄という仕事に専念してもらうこととし、加湿要員として洗濯物を室内に干してみた。景観は著しく損なわれるが仕方ない。それでも湿度は50%いかない程度。もっと劇的な効果を期待していただけに残念。鼻水は垂れるようなものから粘度を増したものへ変化している。それをわたしは治りかけと診ている。しかし鼻の下の皮膚はぼそぼそである。柔らかティッシュで拭いても痛む。

夕飯はカレーにすると昨日のうちから決めていたので、昼過ぎにさっさと仕込みを終わらせ、あとは本を読んだり、こたつで昼寝したり、マイケルDVDを鑑賞したりと充実の冬休み初日だった。しかしよく考えてみれば、来週の半ばには出勤してるんだよな…。「正月」というおめでたい単語の食っちゃ寝怠惰イメージのせいで、大晦日〜三が日のたった数日のことがまるで2週間くらいのボリュームであるかのように錯覚してしまってる。夢見がちな性格。わずか10日ばかりの貴重な休日を、明らかに過酷な場所へと旅せねばならないのかと思うと、あぁやりきれない。数日ずっとこの話題でほんとうに自分でもイヤになる。イヤすぎて連日の関東での晴天さえも腹が立ってきた。西高東低だからいかんのだ!関東が荒れ狂えば東北はもうすこし穏やかになるのではないか!という八つ当たり。

大掃除の季節のためか「断捨離」という言葉をよく目にする。はじめは仏教用語かと思ったが、生き方指南本のタイトルらしい。ネットでとあるオシャレな方がその本に感化されて「着なくなった洋服を思い切って捨てました!ゴミ袋3つ分!」「わたしは5つ分捨てました!」とか言っており心底あほらしいと思ってしまった。そんなに捨てるほど買うなよ。わたしも洋服は大好きだし、靴にいたっては高校生のころからいろんなデザインのものをお小遣いを貯めては買っていた。そのたび母から「体はひとつだけ!そんなに要らないでしょう」と叱られたものだ。いまでは目も肥えたせいか気に入るものが限られてきたのと、金銭的にも限られるので(笑)購入までにはハードルが高くなった。十分に吟味して購入し、大切に使っていたら、「2年着なかった洋服」がゴミ袋3つも5つも出ないんじゃないの?と疑い目。いや、捨ててもいいんだけど、それを誇らしげに言ってるのはぜーんぜん知的に見えないな、けっこういい歳なのになと思ったのだ。貧乏人の僻みと思ってください。