土曜日に図書カード1万円分(クレジットカードのポイント交換)が届いたので、日曜日にさっそく本屋。

良いおっぱい悪いおっぱい 完全版(中公文庫) 伊藤比呂美
小川洋子対話集(幻冬社文庫) 小川洋子
・平成大家族(集英社文庫) 中島京子
天才柳沢教授の生活 ベスト盤ブルーサイド/レッドサイド(講談社文庫) 山下和美
・バラ色の明日 完全版6巻(集英社) いくえみ綾
うさぎドロップ 7巻(祥伝社宇仁田ゆみ

このほか夫のマンガも合わせたら、あっという間に図書カード残高が3千円になってた…。
帰宅してさっそく『うさぎドロップ』を読み、勝手に最終巻だと思い込んでいたらまだ続きそう。りんちゃんが大人になってからは正直興味が薄れてきて億劫になっていたのだが…お母さんのキャラが謎すぎて続きが気になる!映画化もされるんだもんね。あんまり興味ないけどさ。マンガはマンガのままでいいじゃないの、だってマンガ自体が映画のようなコマ流れがあるんだし…とどうしても思ってしまうので。
これもようやく買った『バラ色の明日 完全版』!書き下ろしの入ってる6巻だけ。ほとんどのいくえみ作品はコミックで持ってるのでね、ええ。その作品「灯」を読んで、もう声出そうなくらい泣いてしまった。うぶぶ…となっているところへまた大好きな「頼ちゃんは叶わぬ恋をしている」を再読し、むせび泣く。いくえみさん、ここ数年間の作品がどうにもこうにも切ない感じになっちゃって(とくに“死”と“残された者”をテーマにしている『潔く柔く』)、読むたび瞼が腫れるよ!はあ〜。
『柳沢教授』はずっと読みたいと思いつつ巻数が多くて手が出せなかったところに文庫のダイジェスト版が発売されたので、よい機会だと。山下さんのは『不思議な少年』が大好きで、これは買ってる。現在と過去が絡まりあって、とてつもなく大きな世界を見せてくれるので、読むたびに頭がふわっとしてしまう。トリップですな。

直木賞を受賞されて出版ラッシュ、本屋さんでも棚作りされてる中島京子作品。わたしが読みはじめたのは大好きな辺境作家・高野秀行さんがブログや書評などで猛烈に推薦していたから。『さようなら、コタツ』『イトウの恋』『小さいおうち』とどれも面白かった。そのお2人が集英社文庫のサイトで対談していた。高野さんの腰痛の本も早く読みたい。