『ことのは』ツアー

レコ発ツアー(と言っても東名阪の3箇所)の最終日、7/27@渋谷duoにいってきた。duoは2回目。ステージの高さがちょうどいいのだけど、冷房効きすぎて凍える寒さだった。カーディガンを着てたからいいものの、動きのない小谷ライブでは温まりようがないのでduoのスタッフさんは気をつけてほしい(笑)ステージ上の小谷さんの白い息が見えたときはドキドキしたよ。
ボブヘアーにパーマをかけてほわほわになっていた小谷さん。珍しくAラインのキャミワンピース、下にTシャツとスパッツ。黒いワンピースの裾には幅太のゴールドで縞模様。最前列の小谷さん目の前、裸足のつま先もピアノの手元もかぶりつきで見てました。
今回は『ことのは』収録曲以外はスタッフからのリクエストに応える選曲ということで、懐かしい曲や、Trioでは初めての曲などあり新旧ファンどちらも楽しめる見ごたえのあるライブでした。
まず『空の待ち人』『日めくり』から始まるのは驚いた!1曲目からファルセットって〜のどが温まってからだと思ってた〜。『日めくり』のバシバシ!と決まるリズムが生で聴けるとは!トム・ヒロが忙しすぎてリハーサルの時間も限られていたそうだけど、馴染みの曲もちょっとアレンジ変えてたり、ヒロが弦バス弾いたりして、「これからもどんどん良くしよう」という心意気が見えて頭が下がります。
『Faint odor』『still have us』の流れが大好き。そしてそのあとの『線路』の主人公と『Faint odor』の主人公が重なるんだよなぁ。2人とも何かの誰かのせいにしてウダウダしてる。『still have us』の主人公は小谷さんだけど、それだって友達ががんばってるのに自分はなんだか不甲斐無いなーって感じの曲で、この3曲で今の私に強烈に喝を入れられ気分。とくに『線路』は自分で思ってるよりもすごく大事な曲だったらしい。一番号泣してた。それにしても小谷さんの歌、他人に寄り添う優しい歌が増えてきたなぁ。

そして『青さ』では小谷さんが泣いてました。この日は梶木さんが来ていたので余計かな。Trioで仲間がいるせいなのか、終始小谷さんは楽しそうで、笑顔笑顔。ソロのときよりもたくさんしゃべってた。いつも撮ろうと思って忘れてしまうという「お客さんとの写真」も撮影。会場をバッグにステージ上でポーズをとるので、私の目の前に3人が!私も写っていたかしらん。日記にアップします、とのことだったけどいつになるやら〜。(その後アップされたのを見たら、3枚とも写ってた!)

アンコールの最後はUstで生中継するというのも新しい試みでした。13年ぶりに演奏するという『ハイ、まずわたしから』、これは小谷さんのEARTH SONGよ。子どもの頃に教わった単純な「善悪」の基準を小谷さんはずっと大切にしていて、大人になると正面きって「正しい」ことを言うのが恥ずかしいという風潮に流されるけど、小谷さんはそういう余計なもので着膨れしない、まっすぐな言葉で書いちゃうのね。なんかマイケル思い出しちゃったよ(笑)あぁ2人は似ているわ〜とか(バカ)

あとMCで覚えてるのは…そうだ、『Rum&Ginger』から始まる激しめ一連のクライマックス曲の前に、「13歳とかそのくらいから曲を書いているけど、私の書く曲は曲の流れやメロディーを優先するから息継ぎが極端に少ないということをデビューしたのちに知りました。おばあちゃんになっても歌っていたいと思うから、ちょっと大変だけど、おばあちゃんになってから書く曲は息継ぎのある曲かもしれない…ふふふ」と笑っていた。

久しぶりのTrioライブ、楽しかった。ほんと、ライブDVD出せばいいのになー!

  1. 空の待ち人
  2. 日めくり
  3. who
  4. YOU
  5. The stone
  6. Faint odor
  7. still have us
  8. 線路
  9. Over come
  10. 雨音呟く
  11. 青さ
  12. Rum&Ginger
  13. 消えろ
  14. タイトル不明曲
  15. OUT
  16. ハイ、まずわたしから