Quincy Jones The 80th Celebration Live in JAPAN @東京国際フォーラムA 7/31
クインシー・ジョーンズが32年ぶりに来日、しかも80才のお祝いライブというので行ってきました。マイケルファンになったとき、わたしのことですから好きになったら過去や周辺もやはり調べますので(でた!このストーキング気質)、マイケル関連本としてクインシーの自叙伝も読みました。若いとき超色男!!MMK(モテてモテて困る)状態!!!…すごいのよ恋愛遍歴が(笑)たしかに写真からも匂いたつ色気なのよ〜。いまは80歳。若く才能のある子を見つけては育てているようで、今回のライブもその若手の紹介の場という意味がありました。クインシーはもう、すっかり好々爺でした!(笑)
さすがに脚力に不安定さはあったけど、ユーモアあるお話や仕草(日本語もたくさん話してくれた。「ども!ども!ども!」「ありがとう」「よろしくおねがいします」とかw)、指揮する手を上げればバンドが熱く音が鳴るわけです。モテる理由がわかるチャーミングな方でしたわあ。まさか生で見ることができるなんて、本当に幸せ!
- 作者: クインシージョーンズ,Quincy Jones,中山啓子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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さて、ライブは2部構成で、第1部はプロデューサー亀田誠治率いる日本人ミュージシャンによるトリビュート。次々に歌手登場しクインシーゆかりの歌を披露。絢香「Human Nature」、K「One Hundred Ways」、土岐麻子「You'd be so nice come home to」、小野リサ「One Note Samba」、小曽根真オリジナル曲2曲、BoA「Beat it」、三浦大知マイケルメドレー、ゴスペラーズ「Stuff Like That」
小野リサ、大学時代によく聴いててライブに行きましたが、久しぶりにお姿を拝見。相変わらずお美しい。BoAは今回クインシーから指名されて出演したそうだ。とても上手かった。ゴスペラーズもさすがの歌唱力でしたが、ファンクってやはり日本ではそんなに浸透してないのかしら…?と思う客席の反応だった。小曽根さんはホーンを存分に生かしたジャズ。クインシーの音楽に影響を受けた自分が作ることで、クインシーのDNAみたいなものを継承したいとのことでオリジナル楽曲を演奏してくれた。ホーンを演奏しながら客席を練り歩くパフォーマンスもあり、楽しい。
30分の休憩を挟んで第2部前半はクインシーが目をかけてる若手紹介コーナー。Nikki Yanofsky「Air Mail Special」
バンドによる「Killer Joe」
Alfredo Rodriguez Trio 曲名わからず該当の曲が探せなかったので適当に貼るう(笑)
アルフレッドトリオに15歳のギター少年Andreas Varadyを加え1曲。こういう子
アメリカで活動してるアジア出身の女性アイドルグループBlush。クインシーはこういうのもやってるのか…。
盲目のジャズピアニストJustin Kauflinの紹介VTRが流れ(トランペッターのClark Terryとの交流ドキュメントのような)、本人が登場し演奏。
ナイジェリア出身?の男性歌手も登場したが、公式サイトに名前がなく動画など調べられず。
21世紀生まれのピアニストEmily Bear
そしていよいよ!!待ちに待った!!!!!パティ・オースティンが「愛のコリーダ」で登場!!!!!!!!!!!(涙)な、ながかったここまでの道のり…(笑)
続けてオースティンが「Say You Love Me」を歌ったら、2コーラス目からなんと!松田聖子が登場!!!!きゃあああ聖子ちゃん!!!!!実は初聖子だったわたし、妙にテンション上がりました!!!きゃっほー!う、美しいーーー!!なんて形のいい、かわいいオデコ!!声もきれい〜。
そしてわたしの今日のお目当てジェイムス・イングラム〜。「Just Once」、オースティンとデュオで「Baby Come To Me」。わあ!夢の共演〜。
バンドでマイケルメドレー。そののちサイーダ・ギャレットがなんと…マイケルに楽曲提供した「Man in the Mirror」を熱唱してくれた(号泣)この日ご一緒したのはマイケルファンの友達だったので、サイーダが歌う前に「わたしの人生を変えた曲」と言ったとき、「あ!」てふたりで泣き崩れた…。もう、こんな機会を恵まれるとは、本当になんて幸運なんだろう!
最後は出演者すべてが登場し「We are the World」を客席もともに歌った。ライブが終わったのは23時。じつに4時間の長丁場。いやいやクインシーおつかれさまでした!!日本に来てくれて、たくさんのミュージシャンを紹介してくれてありがとう!!
最近バレエ音楽(つまりはクラシックが多い)ばかり聴いてたから、ジャズのリズムを久しぶりに聴いて、やっぱり好き!!と思いました。なによりドラムが好きだー!
バンドメンバーは以下サイトから引用
http://qj80.jp/#tabBox3
ハウス・バンド音楽監督&キーボード:グレッグ・フィリンゲインズ (Greg Phillinganes)
キーボード:ランディ・カーバー (Randy Kerber)
ギター:ディーン・パークス (Dean Parks)
ベース:ニール・スチューベンハウス (Neil Stubenhaus)
ドラム:ジョン・ロビンソン/JR (John Robinson/JR)
パーカッション:パウリーニョ・ダ・コスタ (Paulinho Da Costra)
コーラス:リン・フィドモント(Lynne Fiddmont)、
ジョリー・スタインバーグ(Jory Steinberg)、メラニー・テイラー (Melanie Taylor)●ビッグ・バンド
音楽監督(Big Band Music Director):ジェリー・ヘイ
トランペット:佐久間勲/上石統(東京公演)/入山和代/小林正弘
トロンボーン:川原聖仁/松尾直樹/桐山絵里子/朝里勝久サックス:リードアルト高野猶幸 2nd テナー小松雄大 3rdアルト岡村トモ子/4thテナー 長野次郎(7/31) 5thバリトン/井出慎二(7/31&8/1)