砂漠でサーモン・フィッシング
- 作者: ポールトーディ,Paul Torday,小竹由美子
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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発売当時から装丁がきれいだから気になっていた本の映画化。読まずにいるうち映画になってしまった。
イエメンの大富豪がダムを作ってそこに鮭放流して釣りしようぜ、という一見無謀なプロジェクトのためにイギリスの水産学者やらが奮闘する恋愛映画です。そう、恋愛映画です…。
いいのユアンの顔好きだから。スコットランドの風景も美しかったし、アラブ人大富豪役のアマール・ワケド(Amr Waked)も知的ハンサムだったし、クリスティン・スコット・トーマスの首相広報官も強烈なキャラで面白かった。脚本が「フルモンティ」「スラムドッグ$ミリオネア」「127時間」を手がけたサイモン・ボーファイ。イエメンのシーンはモロッコロケみたいだけど。
そしてわたしが家に帰ってきてから速攻で調べたのは大富豪役アマールさん。エジプト出身のパレスチナ人俳優さんで、ジョージ・クルーニー主演映画「シリアナ」に出演してるようなので、これはチェックせねば。「シリアナ」は”中東の架空の国・シリアナを舞台に、中東諸国やアメリカ、中華人民共和国などの石油利権をめぐる陰謀を描いた群像劇”だそうです(引用元ウィキペディア)。あと来年公開のエジプト映画「Winter Of Discontent」にも主演してるみたいだ。昨年のエジプト革命が題材のよう。アマールさんは実際エジプト革命のデモに参加してたみたいよ。とか、本題離れまくったわたしの興味よ…。
いやでもほんとに素敵なんだってば。2年前の写真ですが、これどうです!http://www.imdb.com/media/rm1119719168/nm0906756